小林幸子事務所問題 謝罪するもますますこじれる

演歌歌手小林幸子が事務所の社長と専務を一方的に解雇した問題で、小林側が退職金相当額を支払う方向で和解に向かっているとの報道がありました
が、解雇された元社長が小林幸子の態度に疑問を提示するファックスをマスコミ各社へ送りつけ、事態はますますこじれているように見えます
まず先に小林幸子側の言い分として、以下の報道を取り上げます

幸子、元社長らに謝罪も「後悔してない」
騒動後に初めて報道陣の取材に応じた幸子は、解任した元社長と元専務に対し「自分の配慮が足りなかった。2人につらく悲しい思いをさせてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と初めて謝罪の言葉を述べた。
騒動後、周囲からのアドバイスで“沈黙”を守ったが、事態は沈静化するどころか拡大の一途をたどっている。6月の新曲「絆坂」が発売中止になったほか、芸能生活50周年を飾る来年の明治座公演も白紙に。年末の紅白歌合戦にも、悪影響を及ぼしかねない状況だ。この日「紅白に出たい。新曲も出したい」と切実な思いを露呈した小林は、事態打開への強い思いが会見になったようだ。
ただ、騒動の原因については「ボタンの掛け違い」と強調。会社社長の夫・林明男氏の事務所経営への介入が騒動の原因とする元社長側の主張に対しては「(夫は)芸能界には昔も今も今後も一切携わらない。というか素人なのでできないでしょう」とあくまで否定。さらには「反省はしていますが、後悔はしてない」とまで言い切った。


騒動の引き金となった夫、林明男氏の介入については「反省しているが、後悔はしていない」との姿勢であり、あくまでも夫をかばうつもりなのでしょう
これに対し、元社長の側は以下のように反論しています

元社長が小林幸子に反論「信用できぬ」
元社長は「謝罪の言葉があったことについては、静かに受け止めたい」とした。しかし、小林との間で15日に元社長を解任したことについての合意が成立した翌週に、小林が知人にメールを送ったことを取り上げ、「『彼女たちの嘘がどんどん暴露されていくと思います』などと書かれていたとのことでした。(中略)会いたくても会えず、お詫びしたいと考えている人が、自分の配慮が足りなかったと反省している人が、こんなメールを打つものでしょうか。解任についての法律問題が解決したとはいえ、私どもを嘘つき呼ばわりした人が、本当に謝罪するのでしょうか。どうしてもこの疑問が残ってしまいます」と小林を信用できない胸中をつづった。
小林が27日に言った「会いたくても…」の下りについても「真実ではありません」と反論。「私には3月上旬から代理人弁護士がおりましたので、弁護士を通していただけばお会いできる機会は作れました」とした。
また、小林の夫・林氏について「この件に関して関係ない」としたことについても反論。
双方の弁護士が話し合いを始めたときから「林氏が同席していました。(中略)会社の帳簿の調査を行ったのも林氏の会社です」とし、「この件に関係がないというのは明らかに違います」としている。


小林幸子がマスコミと会見し、心境を語ることによって自らの正当性を主張し、あたかも元社長側がゴネて問題を複雑化させているかのような印象操作をしたのが、反発を招いたと考えられます
そして何より、小林幸子の夫をかばう発言が怒りに火をつけたのでしょう
結局、小林幸子は会見してわざわざ地雷を踏むような真似をした、と言えます
自分としてはこれだけの騒動を起こしておいて「紅白に出たい」とする小林幸子の発言に違和感があるのですが、小林幸子を知る元社長は彼女の紅白出場願望を痛いほど理解しているのか、特に問題視はしていないようです
要するに元社長としては、「自分と専務、小林幸子3人でやってきたのに、夫が介入してめちゃくちゃになった」という事実を小林幸子が率直に認め、それが間違いだったと公言してほしいのでしょう
根幹であるその部分を小林幸子が受け入れないと、両者の間で妥協は成立しないと思われます

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