世界的ハッカー集団 日本攻撃で大失態

世界各国の政府を攻撃しているハッカー集団「アノニマス」が、今度は日本政府を標的としていると報じられています
著作権保護のため違法ダウンロードを取り締まる法律を成立させたのが、日本政府攻撃の口実です
一方的な正義を主張し、あちらこちらを攻撃して回るハッカー集団というのは実に迷惑な存在であり、暴走族やチンピラと同等です
そんな「アノニマス」が官公庁の代名詞である霞が関を攻撃しようと企図しながら、間違って霞ヶ浦の河川事務所を攻撃した、と報道されています

霞が関と霞ケ浦、勘違い? アノニマス、茨城の河川事務所ハッカー攻撃「日本語は難しい」

国土交通省霞ケ浦河川事務所にしてみれば、迷惑な話です
日本の官公庁のホームページが外国のハッカーから攻撃を受け、書き換えられる被害はこれまでに何度も発生しています
官僚たちはホームページが書き換えられても、「それが何か問題なのか?」という反応であり、ホームページがどうなろうと意に介さないところがあります
ハッカーたちは手を叩いて大喜びし、自分たちの攻撃を自画自賛するわけですが、日本の官僚はホームページの書き換えなど便所の落書きほどにも気にしていないのであり、その感覚の違いは歴然としています
ですから日本の官公庁は多額の予算を投じ、書き換え不能なほど堅牢なシステムを構築する気はまったくないように感じます。日本の官僚はお金をかけて立派なホームページを作るより、見栄えのする庁舎の建設が優先です
外国のハッカーたちには、日本の官僚の価値観など理解できないのでしょう
それにしても彼らの攻撃が官公庁のホームページ書き換えや、著作権使用料を管理する日本音楽著作権協会(JASRAC)のホームページへのDDoS攻撃(標的となるコンピュータに対し、ネットワーク的に大きな負荷を加えることで、サービスをダウンさせたり、実質的にサービスを利用不能にしたりする不正アクセス手法の1つ)というのは拍子抜けの感があります
もちろん、それでも被害は被害であり、見過ごすわけにはいかないのですが
外国からの違法なアクセスは、これを摘発して処罰するのが日本の国内法だけでは難しく、事実上不可能です。が、だからといって何もせず攻撃されっぱなしというのはあまりに芸がありません
インターネットでの違法な攻撃・アクセスを封じるのも公共の利益です。何らかの防御策を講じてしかるべきでしょう。消費税のアップが、働きもせず生活保護に依存する人たちの懐に消えるような事態は断じて受け入れられません

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