河本準一が生活保護費を一部返還

親族の生活保護受給で批判の渦中にあった芸人河本準一が、生活保護費として支給された金額の一部を返還したと報道されています。金額の詳細は明かされていません

河本準一が生活保護費一部返還、金額明かさず 「自分の未熟さで、ご迷惑をかけた」

記事はあまりに素っ気ない内容で、吉本側の発表を転記したに過ぎません
生活保護は公的な扶助であり、国民が収めた税金です。生活保護費をいくら受給していたのか、プライバシーの問題だから公表すべきではないとの考えがあるのですが、自分は反対です
生活保護費として公金を支出する以上、その金額は必要があれば公開してしかるべきだと考えます(一律にすべて公開しろとは言いません。本件のように不正支給と疑われるケースについてです)
今回、河本準一の親族の生活保護に関しては不正はないというのが福祉事務所の説明ですが、それは生活保護認定の事務手続に誤りがあったのを認めたくない福祉事務所側の一方的な主張に過ぎません
不正受給でないのなら、なぜもこうまで世間を騒がせる結果になったのでしょうか?
河本準一に十分な収入があったにも関わらず、福祉事務所が河本準一の親族に生活保護費を支給していたのは「間違い」であり、「不正」なのだと世間が怒ったからです
報道されている内容だけでは、河本準一が母親の分だけの生活保護費を返還したのか、叔母の分も含めて変換したのか不明です
福祉事務所も今回の事態を公正に処理したと証すためにも、河本準一の返還した金額やその内訳を公表すべきでしょう
福祉事務所は自分たちが公金を扱っているとの自覚が欠如しているように見えてなりません
このように福祉事務所が何でもかんでも秘密にし、非公開で貫くのであれば、福祉事務所の所長を国会に喚問し、事態の経緯や支給された生活保護費の総額や返還のあった額など、証言させる必要があります
公金がどう扱われているか、納税者である国民は知る権利があるのですから
東大阪市では市職員20人の親族が生活保護を受給していたと発覚し、問題になっています。これも受給決定の審査が厳密に行われたのかどうか、疑惑があります。こうした不正が疑われるケースを1件でも減らすため、厳格で透明性のある対処が必要だと考えるのです

公務員なのに「扶養できない」って… 東大阪市職員30人の親族が受給

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