短編アニメでベルリン銀熊賞受賞も仕事が無い

今年の2月、和田淳監督の短編アニメーション「グレートラビット」が第62回ベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞(審査員賞)を受賞したのですが、仕事の依頼はなく、短編アニメーション作家の立場は苦しいと報道されています
長さ数分ほどの短編アニメーションの仕事で思いつくのは、企業のプロモーション用アニメや音楽とコラボレーションしたビデオクリップなどです
テレビコマーシャルとは別に、企業がウェッブサイトにプロモーション用の動画をアップしていたりしますので、決して需要がないわけではありません
しかし、短い作品とはいえ、1人でコツコツ作るのであれば完成まで数ヶ月を要するため、企業の求める納期に間に合わせるのは困難なのでしょう
話が前後しましたが、和田淳監督の作品、グレートラビットの予告編を紹介します



なかなかシュールな作品ですから、好きな人嫌いな人にわかれると思います
今年のアヌシー国際アニメーション映画祭では水江未来の「Modern No.2」が音楽賞を受賞していますが、こちらはなかなかポップな作品です


中身がどのようなものか知らない絵本を開くような、そんなわくわくする魅力が短編アニメーションにはあります
これを上手く商売に結びつけられる人がいれば、短編アニメーションはもっと注目されるようになると思うのですが

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