女子バレー「五輪滑り込み出場」あおりで「平将門」沈没寸前
明らかに間違った記事のタイトルなのですが、見た瞬間爆笑してしまったので取り上げます
J-CASTニュースが昨夜、NHKによる女子バレーボール「日本対セルビア」の中継に触れているのですが、なぜかバレーボール中継が長引いたため大河ドラマ「平将門」が影響を受けた、と報じるタイトルがついています
NHKが放送している大河ドラマがいつ、「平清盛」から「平将門」になったのかと思ったのですが、記事の中ではちゃんと「平清盛」と書いています
女子バレー「五輪滑り込み出場」あおりで「平将門」沈没寸前
夕方4時にアップされた記事であり、自分が見つけた夕方5時過ぎではまだタイトルは訂正されていません
この扱いにはさすがのNHKも苦笑するしかないでしょう
歴代の大河ドラマの中で最低の視聴率を記録した「平清盛」は、ついにここまで貶められたか、と思ってしまいます
それにしても女子のバレーボールの試合がセルビア戦で、平均視聴率23.3%、瞬間最高視聴率31.6%も稼ぐのには驚かされました
それだけ人気があり、なおかつ関心が高い証拠です
一方、平清盛については悪役のイメージが強く、その生涯を描いたドラマが低視聴率に喘ぐのは予想されたところです。それでもNHKは「平清盛で大河を」と制作に踏み切ったのですから、批判されても当然でしょう
あとはいかに視聴率が低下しようとも途中で打ち切ったりせず、最後まで放送するのが使命だと言えます
プロデューサーらの処分はその後でやればよいのですから
大河ドラマで取り上げる人物・物語はやはり魅力が必要であり、視聴者を惹きつける配役が欠かせません
古い話になってしまいますが、1972年の大河ドラマ「新・平家物語」では志垣太郎が源義経を演じ、その若武者姿が大人気になりました。志垣太郎見たさににNHKの大河ドラマにチャンネルを合わせた女性視聴者が大勢いたのです
今回の「平清盛」にはそのように視聴者の興味・関心を惹くものがありません
平清盛の生涯やその功績を見直すにしても90分の歴史特番で十分でしょう
長大な時間と制作費を投じて、大河ドラマ化する題材だったとは思えません
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