韓国系アメリカ人が大学で銃乱射 その2
アメリカのカリフォルニア州オークランドにあるオイコス大学で韓国系米国人コ・ウォンイル容疑者(43歳)が銃を乱射し、7人が死亡した事件について2度目の言及です
この事件を報道する韓国メディアの姿勢については前回も触れたとおりで、コ・ウォンイル容疑者を「いじめの犠牲者」だと決めつけ、在米韓国人に対する差別が原因であるとの主張が垣間見えます
韓国のテレビ局KBSは、以下のような主張を並べ、「アメリカ社会特有の排他的ないじめ体質が事件の原因だ」としています
・英語に慣れなかったため、英語を笑われるなど悪質ないじめに遭っていた
・本人は一生懸命なじもうと大変な努力をしていたが、周りは全く助けようとしなかった。それどころか嘲笑し相手にせず、いじめた
・韓国人らしい正義心が強すぎて、うまくいかなかった(カンニングが多く、それを苦々しく思っていて、目に余るので先生に言った。すると壮絶ないじめが毎日行われ、息子は毎日が地獄だったと犯人の父が証言)
・毎日、学校の中でいじめを受けていて、息子は学校を辞めるほかなくなった
・不当ないじめを放置したのだから、学費を返還するよう学校に言ったが、相手にされなかった
・韓国人らしい正義心でいじめた連中が、どうしても許せなかった。特に若い女の子達に相手にされずバカにされたので怒らざるを得なかった
「韓国人らしい正義感」をやたらと強調しているところが、実に韓国メディアらしいと言えます
しかし、この大学は韓国系のキリスト教団体が運営するものであり、学生の多くは韓国人か、アジアからの留学生です。大学内でいじめがあったにしても、それが「アメリカ社会特有の」と説明するのは無理があります
さらに女性を後ろから銃で撃つような行為が、「正義感によるものだ」とする主張には違和感を通り越して嫌悪感しか湧きません
常日頃から韓国メディアは、「韓国人男性は逞しい」、「韓国人男性にはイケメンが多い」、「韓国人男性はモテる」と自画自賛する記事をこれでもかと書いてきました
その逞しいはずの韓国人男性が、「特に若い女の子達に相手にされずバカにされたので怒らざるを得なかった」として、銃で女性を背後から撃つのでしょうか?
韓国人の正義感など所詮その程度のものか、と思ってしまいます
とても正義感などとは呼べない、他罰的で、他人を逆恨みしているだけの行動です
そのうちコ・ウォンイル容疑者を、「アメリカ社会における受難者」として、「韓国人の誇りを示した英雄」として持ち上げるようになるのかもしれません
前にも当ブログで取り上げたヴァージニア工科大学での銃乱射事件では、チョ・スンヒ容疑者を33人目の犠牲者(チョ・スンヒが射殺した犠牲者は32人)だとする報道を韓国メディアはしていました。さらに当時の韓国の世論は、「ヴァージニア工科大学やその他のアメリカの大学に留学している韓国人学生が今回の事件で差別的な扱いを受けないようアメリカに強く要求すべきだ」との主張が目立ちました
犠牲者とその家族に哀悼の意を表するより、自分たちの権益を守る方を優先しようとする態度に唖然としたものです
今回もすでに同様の反応が出ており、在米韓国人への差別を許すな、という方向へ世論もメディアも傾いているように見えます
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