映画「道~白磁の人」が日本で爆発的反応と書く韓国メディア
今年6月に日本で封切られる予定の映画「道~白磁の人」が、試写会で爆発的な反応(?)を得ている、と韓国メディアが記事を書いています
記事の原文は韓国語なので、いつものようにインターネットの掲示板「2ちゃんねる」に貼られた蚯蚓記者の翻訳を引用し紹介します
俳優ペ・スビンが出演した日本映画「道:白磁の人」が日本で現地メディア関係者と観客の前で試写会を開いて爆発的な反応を得ている。
ペ・スビンが出演した日本映画「道:白磁の人」は日帝強制占領期間の時代を背景にした作品で朝鮮の白磁文化に魅了され、その優秀性を広く知らしめようとした実在の人物、浅川巧を素材にした作品だ。
劇中、浅川巧(吉沢悠)の友人の朝鮮人、チョンリム役を演じたペ・スビンは巧に白磁の美しさを知らせて朝鮮の精神と文化を伝える民間文化外交官的な役割を演技した。
「道:白磁の人」は日帝強制占領期朝鮮の荒廃した山を戻すために共に木を植えて山を作り、お互いを学んでいく巧とチョンリムの時代の壁を越えた熱い友情を描く作品で原作小説を土台に製作された。
映画を作るのは日本の生きた伝説と呼ばれる高橋伴明監督が作品に生命を吹き込んだ。
試写会で高橋監督は「この作品は時代背景を飛び越えた二人の男の美しい友情の物語だ。韓国俳優を選ぶのに苦心したが、‘チョンリム’をペ・スビンが演じて本当に幸いだった。'チョンリム'のやわらかいながらも丈夫なところはペ・スビンそのものだった」として俳優としてのペ・スビンに賞賛を惜しまなかった。
巧役の吉沢もやはり「劇の中で巧とチョンリムの友情が積み重なっていく場面はペ・スビンと私の友情が積もりながら自然に出てきた場面だ。外国で、外国人と一緒に出演をすることが初めての私に韓国で撮影する間いつも助けてくれたペ・スビンに感謝する。今は本当に私に彼は最高の友人」としてペ・スビンに感謝の言葉を伝えた。
映画を見た観客およびメディア関係者は「最後は本当に涙が止まらなかった」、「ペ・スビンという俳優をまた見なおした。本当に最高の演技」、「歴史の新しい面を見たようだ。多くの人々に知らせたい」、「浅川巧について日本人なのに全然知らなかった。大切なことを習った感じだ」、「韓国と日本が共に手を握って行くならば、より良い結果を達成できると感じた」などの反応を見せた。
ペ・スビンは「巧とチョンリムの深い友情を描くために演技の前に吉沢と一緒に釣りをしたり俳優として悩みなどをうち分けるなど率直な対話で本当に親しくなった。この作品は巧とチョンリムの昔話ではなく、今現在も進行中の私たちの関係性を描いている。
‘道:白磁の人’という芸術作品が韓国と日本という国境を越えて映画を見て感じられる感性を一つに繋ぐ良い媒体になったら良いと思う」と伝えた。
「道:白磁の人」は日本の80館余りで6月9日封切りし、韓国でもやはり6月末封切り予定だ。
一方ペ・スビンは現在、ユ・ジテ監督の長編デビュー作'サンスベリア'の主演で撮影を終えて後半作業をしており、次回作を準備中だ。
ソース:スポーツ・トゥデイ(韓国語) ペ・スビン、日映画出演..現地爆発的反応
いろいろと突っ込みどころが満載の記事です
「日帝強制占領期朝鮮の荒廃した山を戻すために共に木を植えて」とわざわざ書いているのですが、朝鮮半島が禿山だらけになったのは日韓併合よりもはるかに前からであり、無秩序な森林伐採の結果であって日本は関係ありません。それを日本の占領下で森林が伐採されたかのように嘘を書いています
「子孫のために木を植えるなどばかばかしい」という朝鮮人特有の考え方に原因があるわけで、日本のせいにするのは責任逃れにもほどがあります
むしろ日本は朝鮮を併合後、朝鮮総督府が中心になって植林を進めたわけですが、その事実すら歪めてしまっています
朝鮮総督府で植林事業を推進したのが映画の主人公、浅川巧です
そして白磁こそが朝鮮の生み出した至高の芸術品であるかのような扱いも疑問です
白磁といえば中国の彩色が施された磁器がヨーロッパで人気であり、そして日本から輸出された古伊万里なども高く評価されました
朝鮮で作られた磁器にも彩色が施されていた時代があったのですが、顔料として用いられるコバルトは中国からの輸入品であり、高価なものであったため朝鮮では無地のものが主流となったのでしょう
浅川巧と兄浅川伯教は朝鮮の白磁に素朴な美を見出し、積極的に紹介する役割を果たしたのですが、背景には柳宗悦の民芸運動があったと考えられます
つまり高級美術品としての価値を発見したのではなく、庶民の使う日用品としての白磁に美を見出したと解釈すべきでしょう
日本ではまったく報道されないマイナーな映画が爆発的な関心を呼んでいるがごとく書くのもどうか、と思ってしまいます
「道~白磁の人」予告編
予告編を見ても明らかなように、日本人=悪という図式で描かれており、どこの国が作った映画なのかと言いたくなります(映画のスポンサーの中には韓国の政府機関であるコンテンツ院が含まれています)
これも韓国政府のプロパガンダの一環なのでしょう
そんな政治宣伝工作に浅川巧が利用されるのですから、不幸な時代です
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