小林幸子騒動 紅白衣装代のからくり
演歌歌手小林幸子が個人事務所の社長と専務を解雇し、あたかも事務所費の使い込みがあったかのように報道されました
これに元社長側が反論し、泥沼の非難合戦に発展しているところです
きっかけとなったのは小林幸子が毎年、ＮＨＫの紅白歌合戦で披露していた豪華舞台衣装（舞台セットと呼んだ方が適切でしょう）の製作費を巡る疑惑です
小林幸子と結婚した男性が、「自分ならもっと安い価格で作れる」と言い出し、あたかも衣装製作費を水増しして計上し、その一部を元社長や元専務が横領していたかのようなニュアンスで芸能メディアへ伝わりました
日刊サイゾーの記事では、この豪華衣装代のからくりについて触れています
紅白絶望の小林幸子 騒動の原因となった「衣装代」のカラクリとは
話を整理すると、小林幸子の個人事務所は豪華衣装代の製作費を過大に計上し、それを必要経費として税務申告して節税に利用していたのでしょう
さらには衣装の製作費の一部を業者からキックバックさせ、裏金として蓄えた上でさまざまな用途に使っていた可能性が考えられます
それが元社長や元専務の懐に入ったのか、あるいは小林幸子の芸能活動のために使われたのかは不明です
このまま裁判沙汰になれば、元社長や元専務は衣装代のからくりを公判の場で明らかにするのかもしれません
中身がどうあれ小林幸子にとっては致命傷となるわけで、今後は紅白歌合戦への出場も絶望的になるでしょう。紅白歌合戦を利用して脱税していたと言われれば、ＮＨＫも知らぬ顔はできないのですから
演歌歌手が固定したファン層相手に商売をしているとはいえ、小林幸子の芸能活動に大きな支障が出るのは明らかです
地方自治体が文化公演の名目で小林幸子の地方興行を招聘し、その費用の一部を予算から支出してきた（その分、一般向けに販売されるチケットの価格は低く抑えられる仕組み）のですが、今後は小林幸子を招くのは難しくなります
速やかに和解の道を探りこれ以上ボロが出ないようすべきでしょうが、双方とも感情的になってしまっているので、よほど影響力のある人物が仲裁に加わらないと話し合いすら困難だと思われます
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