韓国メディア「ミサイル迎撃すると大口叩いた日本」と揶揄する報道
「韓国経済」というメディアが、「日本はミサイルを迎撃とすると大口を叩いておきながら、実際は情報の把握までに４０分もかかった」と揶揄する記事を書いているのだそうです
「ミサイル迎撃する」と大口叩いた日本、実際は情報把握までに40分
何を言いたいのか、さっぱり分かりません
そもそも日本は北朝鮮のミサイルが当初の軌道を外れ、日本領海ないし日本の領土に落下する危険がある場合に迎撃するとの方針を定めていたわけです
発射から数分後に爆発して黄海に落下するミサイルを迎撃したりはしないのです。迎撃する必要もありません
日本の迎撃態勢に不備があったと決めつける理由はどこにあるのでしょうか？
問題は迎撃できなかったという話ではなく、政府が情報公開に手間取った点にあるわけで、頭の悪い韓国メディアにはそれが理解できないようです
情報公開に手間取ったのは対策室が公開を先延ばしにしたためで、ヒューマンエラーと呼ぶべきものです
国内の自衛隊基地に設置されたレーダーは北朝鮮のミサイル発射を補足しており、何も問題はないのです（もっとも、こうした手の内を公開するのはどうかと思いますが）
記事では、「もし北朝鮮のミサイルが日本領土や領海に落ちた場合、迅速に適切な対応ができるのか」と何やら深刻な問題が露呈したかのような書き方をしていますが、今回は事前に迎撃命令が出されていたのですから、現場（自衛隊）は何の問題もなく、北朝鮮のミサイルが日本の領海上空で飛行コースを逸脱するような事態になれば撃ち落としていたはずです
首相官邸のモタモタぶりはまた別の問題です
そもそも北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃する能力もない韓国が他国を批判するなどとんでもない思い違いでしょう
韓国の軍関係者は、「弾道ミサイルを迎撃する韓国型ミサイル防衛システムを構築しなければならない」と発言しています。しかし、２年前にもそんな発言をしていたはずであり、２年間何もしてこなかったのかと突っ込みたくなります
韓国海軍のイージス艦はスタンダードミサイル（SM3）を積んでいませんし、パトリオット・ミサイルも弾道ミサイルを迎撃するPAC３は高すぎるといって購入せず、その一つ前のバージョンであるPAC２の中古をドイツから購入しているありさまです
PAC２は航空機を迎撃するためのミサイルであり、弾道ミサイルの迎撃はできません
日本をあざ笑うヒマがあったなら、弾道ミサイルに手も足も出ない韓国軍の心配をするべきでしょう
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