中国が羨む日本の萌える参考書
いつもネタとして利用させてもらっているサーチナの配信記事ですが、今日は「日本の萌える参考書が羨ましい」という意見を取り上げます
中国では学生の本分は勉強であるとされ、味気ない青春時代を送るこどもたちが多いのか、日本のアニメキャラや萌えキャラを配した参考書に衝撃を受けるようです
【中国】“ハルヒ”“らきすた”“禁書目録”「日本の参考書がウラヤマシイ」日本のオタクコンテンツ参考書に憧れる中国オタク
中国でも「もえたん」が出版されていると初めて聞きました
自分が高校生の頃は「しけたん」(試験に出る英単語)くらいしかありませんでしたから、世の中は随分と変わったと感じます
「萌える参考書」で検索すると、情報をまとめているサイトが見つかりました
2008年11月版 萌える参考書まとめ ~学校で使えるかもしれないよ編~
2008年11月現在でこの数です。今はもっと増えていると思われます
言うまでもなく、こうした参考書や図解書、ガイドブックなどすべてが有用で有益だとは限らないのですが、需要があるからこそ出版が相次いでいるのでしょう
参考書などは単に萌えキャラのイラストだけ載せればよいというわけではありませんから、それ相応のセンスの持ち主でないと魅力的な内容にはなりません
「そんなのは簡単アル」と中国でも独自の萌える参考書作りに手を出しそうな気もしますが、魅力的なキャラクターを作れるようには思えません。日本の、どこかで見たようなキャラを登場させるのがせいぜいでしょう
さらにはそのキャラクターを生かせるようなストーリーを仕立てられるとも思えません
それが可能なら中国のアニメーションにしても、もっと面白いものができるはずです
中身はともかくとして、日本ではピーター・ドラッカーの「マネジメント」を青春小説に仕立てるなど、なかなか高度な技を有しています
他方で、中国のダサい政治宣伝の手法から何か文化が生まれたりはしません
中国流の政治宣伝手法を生かした参考書を想像すれば、大文字の陳腐なスローガンの羅列、というイメージが湧くだけであり、何の魅力も感じられないものです
そんな殺伐とした社会で生きる中国の高校生や大学生にすれば、日本の萌え文化が魅力的に映るのでしょう
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