ディズニーの記念すべき大コケ映画「ジョン・カーター」近日公開

4月に公開される予定のディズニー映画「ジョン・カーター」は、ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品と銘打たれた超大作ですが、早くも歴史的な大コケ作品になると報道されています

映画「ジョン・カーター」、史上最大の赤字作になる可能性

記事には、「『ジョン・カーター』には制作費と販促費で3億5000万ドル以上がつぎ込まれていると指摘。調査会社ハリウッド・ドット・コムのポール・ダーガラベディアン氏は、同作品が収支を合わせるには、世界興行収入6億ドル以上が必要だとしている」と書かれています
宣伝費はともかく、制作費がかかりすぎたのが要因なのでしょう
SF小説の大家バローズの小説を映画化したものですが、予告編を見る限り間抜けなワイヤーアクション映画のように見えてしまいます。これではウケないでしょう

映画『ジョン・カーター』 - オリジナル予告編 (日本語字幕)


主人公がびよーんとジャンプするたび、失笑してしまいそうです
宣伝では「スター・ウォーズ」などに影響を与えたSF超大作であると「ジョン・カーター」を紹介しているのです。しかし、原作を知らない視聴者からすれば「スター・ウォーズ」の焼き直しにしか見えません
凝った映像を見せてくれるのは確かですが、既視感だらけで新鮮な驚きも感動も湧いてこないのです
それでも何とかして赤字の幅を縮小しなければなりません。結局、宣伝費を注ぎ込んで煽りまくるしなかいのでしょう
これではウォルト・ディズニーも苦い顔をしているのではないでしょうか?
ウォルト・ディズニーの誕生110周年記念作品なら、なぜアニメーションにしなかったのか不思議でなりません
おそらくは「スター・ウォーズ」や「アバター」のような大ヒットを狙うつもりで、SF超大作の実写化に挑んだのでしょう。思惑は見事に外れてしまいました
日本では4月半ばからゴールデンウィークにかけて公開されます。果たしてどれだけ観客を呼べるのでしょうか?
世界興行収入が6億ドル(約480億円)以上必要だとすれば、日本で80億円から90億円は稼ぎたいところでしょう

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