卒業式の国歌斉唱拒否 「教師生命をかけて反対」

大阪市で行われた公立小学校の卒業式で、55歳の女性教諭が国歌斉唱時に起立をしなかったと報道されています
この教諭は、「教師生命をかけて国歌斉唱に反対する」と主張しているのだそうです
「教師生命をかける」と大見得を切るのであれば、他に取り組むべき重要な課題があるのではないかと言いたくなります


記事によれば、「橋下徹市長による急激な改革で教育の破壊が進んでおり、反対の意思を示すため教師生命をかけて座る」と主張しているのだとか
橋下市長といえば学校の公式行事の場での国旗掲揚や国歌斉唱を推し進めているとの印象ばかりが蔓延しているのですが、それはほんの入口にすぎず、狙いは荒廃した公教育の再生です
しかし、現場の教師たちは国歌斉唱に反対し、あの手この手を弄しているわけです
公教育の再生より、国旗や国歌に反対することが目的化してしまった感すらします
こうした教師たちの常軌を逸した行動が公教育の再生の妨げであるのは言うまでもありません
55歳の女性教諭にしても、「教師生命をかけて反対する」のであれば、大阪市の公教育をどうすべきかきちんと対案を提示すべきでしょう
ただ反対を唱え、対案の提示すらせず開き直っているように見えるだけです。成人式で大暴れするヤンキーと変わりありません
これでは建設的な議論などできるわけがなく、教師たちの思いなど世間に伝わるはずもないのです
現場の教師として公教育の現状を憂うのなら、きちんと説明すべきでしょう
卒業式ではマスクをして口元を隠している教員もいたそうですが、よくもまあ姑息な手段を考えるものだと呆れます
そんな悪知恵を発揮するより、学校教育の再生のために自分が教師として何をすべきか考えてもらいたいものです

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