猫ひろし批判 カンボジアのメディア

カンボジア代表としてロンドン・オリンピックのマラソン競技出場を目指している猫ひろしですが、カンボジアの現地メディアは必ずしも歓迎しているわけではないとJ-CASTニュースが記事にしています


「カンボジア人エースランナーの水準に達していない」 現地英字紙、猫ひろしを酷評


猫ひろしとカンボジア代表の座を争うブンティン選手は北京オリンピックの代表選手であり、その実績も過去2回の東南アジア大会で銀1個、銅2個のメダルを獲得と十分です
猫ひろしが別大マラソンで、自己ベストを7分以上も更新する2時間30分26秒のタイムを出しています。これは市民ランナーとしては立派な成績でも、国を代表してオリンピックに出る選手の水準には程遠いものです
記事でも説明されていますが、オリンピックの参加標準記録である2時間18分を切るタイムを猫ひろしが出してこそ、堂々とオリンピック参加の資格が得られるわけであり、それができないまま「特別枠」で「お情けの出場」を狙うなど論外でしょう
過去にもオリンピックの水泳競技で、参加標準記録を突破していない選手が特別枠で競技に出ており、まるで溺れているかのような泳ぎを披露して話題になりました。スイミングスクールに通う日本の小学生よりも劣るタイムでした

赤道ギニア代表 エリック・ムサンバニ選手の泳ぎ

ムサンバニ選手の頑張りを否定したり揶揄するつもろはありません
しかし、「参加することに意義がある」とはいえ、一定の競技水準に達していない選手を出場させるのはオリンピックの価値を否定するものでしょう
猫ひろしにカンボジア代表の座を与えるかどうか、カンボジア政府と国民が決めるのでしょうが、ネタとしてオリンピック出場を狙うようなマネは興ざめです

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