韓国アニメの熾烈なキャラクター競争(棒読み)
タイトルにわざわざ(棒読み)と付け加えたのは、かなりどうでもよい話題だからです
韓国メディアにすればアニメで生まれた人気キャラクターが熾烈な市場競争を展開しており、「ますます発展の途上にある」とドヤ顔で書いているのでしょう
例によって朝鮮日報の記事は時間が経過すると読めなくなってしまいますので、部分的に引用・転載します
韓国でキャラクター・マーケティング戦争激化
ポ統領(韓国アニメ『ポロンポロンポロロ』のキャラクター「ポロロ」と「大統領」の合成語)ことポロロ、子ザルの「ココモン」、小さなパトカー「ポリ」…。キュートでお茶目なアニメ・キャラクターが、現実の世界で「激しいマーケティング競争」を繰り広げている。
ココモン・スマートフォン・アプリの制作会社は最近「ハロー・ココモン、ポロロに勝つ」「スマートフォン・キャラクター市場で政権交代」といった挑発的な見出しの報道資料を発表した。
「ココモンを使った教育用アプリが高い人気を呼び、売り上げが伸びたことで、子どもたちの間でポ統領と呼ばれ大きな人気を誇ってきたポロロのコンテンツを上回った」との主張だった。
これに対してポロロの制作会社側は「アプリ関連の売り上げは今でもポロロが上回っている」とした上で「相手側の主張の根拠を把握し、間違っている部分があれば真っ向から対応していく」と、全面対決も辞さない構えだ。
大企業系列のある製パン会社は先月25日に「ロボカー・ポリ」のキャラクターケーキを発売し、広報ブログに「ポ統領の任期は終了し、今後はポリ首相ケーキの時代」という好戦的な見出しを掲載した。
「ポリ首相」は、「ポ統領」に対抗するため「ポリは首相」との意味合いで作られた合成語だ。同社は「子どもの日やクリスマスにおもちゃが品切れ状態になるほど人気が高く、ポ統領を緊張させている」とし「ポリ首相を知らなければ、子どもとの会話は難しい」と、親心を刺激するマーケティングに乗り出した。
このように「ライバル」を引きずりおろすほどにキャラクター・マーケティング戦争が激しさを増しているのは、アニメ事業がDVDや玩具、ミュージカル、テーマ作りなどさまざまな分野で市場が拡大しているためだ。
実際に「ブルンブルン・ブルミズ」「チロとその友だち」などその他のアニメもこぞってOSMU(一つのコンテンツで多くの事業を展開すること)に参入している。
(後略)
鄭智燮(チョン・ジソプ)記者
ソース:朝鮮日報日本語版<韓国でキャラクター・マーケティング戦争激化>
昨年、韓国メディアはポロロの人気がディズニーの「くまのプーさん」を超えたと書き立て、さらに「ディズニーがポロロを買い取りたいと申し出たが断った」との報道をしていました。ディズニーはこの報道を否定し、ポロロを買い取ろうと申し出た事実はないと釘をさしています
人気キャラを生み出せば、額に汗して働かずともキャラクターグッズを売って左団扇で食べていける、という考えが韓国にはあるのでしょう
しかし、キャラクタービジネスはそれほど甘いものではありません
キャラクターの人気を維持するため、さまざまな営業努力が不可欠です
さて、幼児向けのキャラクタービジネスとして、日本ではあまり知られいていない日本製の幼児向アニメを紹介します
Rainbow Brite
1983年に作られたRainbow Briteはフランス、アメリカと日本の合作ですが、実際にアニメーションを手がけたのは東京ムービーです
TVシリーズだけでなく劇場版アニメーションも作られていますが、そちらは東映アニメーションが手がけています
劇場版Rainbow Brite スペイン語版
アメリカでこのRainbow Briteのキャラクターはアニメ化から四半世紀を経過したいまでも根強い人気があるのだそうです
ポロロやココモンが四半世紀先まで人気を維持できるのでしょうか?
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