アニメ「小さなバイキング ビッケ」をドイツが実写映画化

ちょっと古い話題になってしまいますが、日本のアニメーション「小さなバイキング ビッケ」はドイツで人気があり、何度も再放送されるくらい愛されているのだそうです
そしてついには実写版映画まで作ってしまった、という話題を取り上げます

ドイツの生活 「小さなバイキングビッケ」というアニメをご存知ですか?

実写版「Wickie und die starken Männer」



上記のブログに書かれている情報も併せて整理すると、「小さなバイキング ビッケ」はスウェーデンの児童文学作家ルーネル・ヨンソンによる物語で、ドイツでもこどもたちに広く知られた作品なのだそうです
これをドイツのテレビ局が人形劇にしようと企画したものの実現せず、日本との共同制作という形でアニメーション化したというのが経緯です
さて、上記の実写版映画はドイツのコメディアン、ミヒャエル・ヘルビークが監督したものです
が、2009年に公開されドイツでは大ヒットしたそうです
さらには続編まで作られたそうですから、その人気ぶりがうかがえます

WICKIE AUF GROSSER FAHRT (2011)


セクシーなアマゾネスの軍団が登場したり、ビッケの相手役に美少女が配されたりと、なかなかサービス精神旺盛な内容になっています(こども向け映画だったはずがいつの間にかオヤジ向け映画になっているのでは、というツッコミは無粋でしょう)
ところで、ヨーロッパの児童文学先品をアニメーション化するのであれば、中国や韓国にもできそうに思えるのですが、そうした作品は思い当たりません。外国のアニメ制作会社から注文を受け、下請けで参加する形はあるのでしょうが
外国の児童文学作品に触れ、豊かな感性を養うという習慣が中国や韓国にはないのでしょうか?
中国のように「民族の特色」をアニメーションで表現するのを国是としているからには、中国の民話や中国原作の文学作品、あるいは中国人によるオリジナル脚本に固執せざるを得ないのでしょう。その結果、つまらない作品ばかり作っているわけです

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