中国 インターネットの鉄道切符販売で大混乱

中国では1月1日からインターネットで高速鉄道全線の切符を販売するようになったそうでが、早くも大混乱だと伝えられています
切符の購入は実名で行わなければならず、切符には利用者の名前が印字され、乗車の際には身分証明書を提示して本人確認が必要です。しかし、旅行客でごったがえす状況下、さまざまなトラブルが生じるのは予想されるわけで、なぜ1月1日からなのか理解できません

サーバーダウンにニセ身分証明書!中国高速鉄道のネット切符販売はトラブル続出

ニセモノの商品が多数流通する中国ですが、ニセの身分証明書も出回っているのか、他人名義で切符を購入するダフ屋(転売屋)もいるようです
旧正月を故郷で迎えようと2億人が大移動を行うわけですから、インターネットの切符販売に申し込みが殺到し、サーバがダウンする可能性も当然考慮されてしかるべきなのですが、そんな配慮は微塵も見せない所が中国の中国たるところなのでしょうか?
それにしても記事に添付された駅の写真には驚かされます
高速鉄道の乗り入れに合わせ、大規模な駅舎が各地で建設されているようですが、見た目は立派でも鉄道利用者にとって快適だったり、便利だったりしないところが中国らしいと言えます

アジア最大の北京南駅と中国新幹線CRH


もう一つ、巨大な上海虹橋駅の動画を紹介しておきます



まるでコミケの会場みたいです
列車に乗るまでどれだけの距離を歩かなければならないのでしょうか?
荷物を持って歩いているだけでくたびれてしまいそうです。こんなに徒歩での移動距離が長い駅舎というのは、基本的なコンセプロが間違っていると思うのですが

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