結婚詐欺殺人木嶋佳苗裁判4 愛人生活で7000万円
3人の男性を殺害し、金を奪ったとされる木嶋佳苗被告の裁判が続いています
他方で、週刊誌も木嶋被告に関する記事を掲載しているのですが、これがどうにも断片的なもので全体像がなかなか見えてきません
木嶋佳苗被告 3つの事件以外にもあった経営者の「不審死」
上記の記事の中で目新しい情報としては、木嶋佳苗の実母が交通事故によって片足を切断した状態にあること、現在は実家の西春別にひきこもって取材に応じないことくらいでしょうか
それにしても短い記事ながら、時系列が前後してめちゃくちゃです
高校時代の木嶋佳苗被告についてまとめて語るなり、情報をまとめようという意図がすっぽりと抜け落ちています
記事の冒頭にある、「祖父の語っていた500万円通帳窃盗事件」についてはどこにも記述がありません
この部分だけを見れば、東京で行った木嶋佳苗被告が祖父の通帳を持ち逃げしたかのようにも受け取れますが、詳細は不明のままです
さて、あまりにとりとめのない週刊誌の記事ですが情報を整理すれば、木嶋被告が現在裁判で争われている3件の殺人事件に走る前、2002年頃には千葉県松戸市のリサイクルショップの経営者と知り合い、「音楽を勉強するためケンブリッジ大学への留学を予定しているので援助してくれる人を探している」との口実で7000万円ほど手にしたとの話です
これは既に当ブログで何度も取り上げていますが、このリサイクルショップの関係者に木嶋佳苗は、「祖母は皇室の関係者」だとほのめかし、騙していました
リサイクルショップの経営者は店舗2階の浴室で泡を吹いて死んでいるのが見つかった(死亡当時70歳)。これも木嶋が関係した「不審死」の一つとして話題になったが、千葉県警は「事件性なし」と判断。立件は見送られた。
本当に事件性がなかったのか、大いに疑問です。リサイクルショップ経営者の遺体は司法解剖もされないままでしたので、いまとなっては真相は闇の中です
この男性から引き出した7000万円を使い果たし、生活が困窮し始めたため、木嶋佳苗はインターネットを利用して結婚願望をちらつかせ、男性を次々と毒牙にかけるに至ったわけです
公判の模様については連日報じられていますが、特に目新しい情報がないので週刊誌の記事を引用しました
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