正月から日本批判で吠えまくる北朝鮮

中国の支援を受けているとはいえ、北朝鮮の台所事情が苦しい事実に変わりはありません
そんな北朝鮮が新年早々、野田首相らを名指して批判しているのだそうです
朝鮮総連の幹部が北朝鮮へ弔問のため出国すれば、日本への再入国は認めないという政府方針に反発し、「もはや存在もせず、においもしない拉致問題を持ち出し、わが方の最高尊厳を傷つけることは許されない」と叫んでいます
日朝首脳会談の場で金正日自身が拉致問題を認めたというのに、いまになって拉致問題の存在を全否定するのですから正気だとは思えません
北朝鮮のメディアにして政府を代弁している朝鮮中央通信の報道によれば、野田政権は「人間の初歩的な倫理や道徳、礼儀も備えていない者が日本の国事を扱っていることは、日本自らにとっても悲劇だ」と書いています
「人間の初歩的な倫理や道徳、礼儀も備えていない者が国事を扱っている」のは、それこそ北朝鮮の金正恩一味でしょう
確かに日本の中にも、「拉致問題が障害になって日朝関係の改善が進まない。拉致問題を棚上げにしてでも、日朝国交正常化を目指すべきだ」などと腑抜けた意見を吐く政治家がいたりします
外交交渉では絶対に外してはならない原則があるわけで、日本は北朝鮮に対し拉致問題ではいかなる譲歩もすべきではありません
「拉致問題の解決なくして日朝関係の正常化はあり得ない」という大原則だけは何が何でも守る必要があります
手柄を焦った政治家が勝手に北朝鮮を訪問し、日本政府の代表面をしてできもしない約束をするような事態は決して許してはならないのです(かつての金丸信自民党副総裁による金丸訪朝団)
もちろん、朝鮮学校の授業料無償化も認めるわけにはいきません
民主党と政府は朝鮮人学校授業料無償化への準備を着々と進めていますが、もしそんな暴挙に踏み切るのであれば、あらゆる手段を使って解散総選挙に追い込み、民主党を政権の座から引きずり降ろさなければならないと考えます
同時に、「民主党に一度政権を任せてみればよい」と、2009年の衆議院選挙で民主党に投票した有権者に猛省を求めたいところです

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