浅田真央の本、発売中止に

ポプラ社から出版される予定だった浅田真央の著書が、発売中止になると報じられています

ポプラ社、浅田真央の著書を発売中止 宣伝方法に問題か

記事も短く、何が問題だったのかは判然としません。浅田真央側は公式サイトで「本の宣伝、告知について、私の思いと異なるもので進められたところがあり、出版を中止させていただくことになりました」と説明しているのだそうです
推測するに、最近ブームになっているサッカー選手などの著書と同じ線(アスリートの説く人生論)で売ろうという企画だったと思われます
いわゆるタレント本というものは、ライターがタレントに2~3時間インタビューして骨子となるようなエピソードを聞き取って原稿化し、出版元の編集者があれこれ注文を出して手直し、出版するケースがあると聞きます
ですからタレント本人も、出版されてからどんな内容なのかを知る、といった笑えない事態が起こります
今回の浅田真央の著書がそのような安直な企画だったのかは不明ですが、「本の宣伝や告知」のどの部分が問題なのか気になったので調べてみました
出版の企画は1年前から進めれられていたのだそうです
それが浅田真央のお母さんが亡くなったのをきっかけに、ポプラ社の方で本の帯に「ママ、本当にありがとう」と印刷し、これを販売しようとしたというのが問題の骨子のようです
「母親の死」が本の宣伝に利用されるのを浅田真央が不快に感じるのは十分理解できるわけで、これはポプラ社側の宣伝活動のミスでしょう
おそらく浅田真央の承諾も得ないまま、「母親への感謝を綴った本」であるかのように宣伝を勝手に始めてしまったのでしょうから
出版社も商売ですから1冊でも多く売ろうとする思いはあるのでしょうが、人の生き死にを宣伝に利用するのはどうか、と言わざるを得ません
確かに人の生死はニュースとなり、話題となり、注目されるのですが

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