結婚詐欺連続殺人 木嶋佳苗被告の裁判始まる
3人の男性を次々と殺害し、金を奪ったとして10件余りの罪で起訴された木嶋佳苗被告の裁判が始まりました
当ブログでこれまでも取り上げてきましたが、ここからは裁判の進行に合わせて取り上げていくつもりです
さて、世間を震撼させた木嶋被告の犯行ですが、彼女が高校卒業後上京してから一連の事件に至るまで、十数年間どこでどんな暮らしをしていたのか、必ずしも明らかにはされていません
メディアも随分とこの事件については取り上げ、報道していたのですが北海道時代の木嶋被告の生活についてはある程度報じられたものの、上京後の生活は謎のままでした
一連の凶悪な犯行に至るまでの経緯と、彼女が何を思っていたのかを知るためにも十数年間の空白部分を明らかにする必要がある、と自分は考えます
検察の冒頭陳述の部分を見る限り、「被告人には平成19年から逮捕されるまで交際していた男性がいたが、偽名を使って付き合うなどいびつな交際だった。このほか、パトロンの男性がおり、多額の経済的支援をしてもらっていたが、平成19年8月に70代の男性が死亡したため、無職だった被告の収入は途絶え、生活が困窮した」と述べているだけです
今後の公判でもう少し詳細が明かされるのかもしれませんが、要するに木嶋佳苗は70代の男性の愛人として生活していた時期が相当期間あったのでしょう
一部の週刊誌では木嶋被告が性風俗店に勤務していたとの噂を掲載しました
しかし、それを裏付けるような報道は出ませんでした
愛人としてひっそり暮らしていたのなら目立ちませんし、彼女のプライベートを語る人物が極めて少ないのも納得できます
額に汗して働くような生活をしてきたとは思えない木嶋被告ですから、空白の十数年間は誰かの愛人になって暮らしていたと見るべきなのでしょう
それも70代という高齢者だというのは、「金持ちでも高齢者だから頻繁にセックスを求められることもなく、相手をするのが楽だった」という事情もあるのでしょうが、彼女が自分の祖父のような人物に惹かれる心理的な要因があったためではないかとも考えられます
父親よりも祖父が、木嶋佳苗被告にとって憧れの男性だったのでしょう
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