インドの特撮ヒーロー映画がとにかく濃い

Kinbricks Nowさんのブログがインドの特撮ヒーロー映画を紹介しており、その映像があまりに濃く、コテコテなので取り上げます

あの噂のインド版ターミネーターを観てきた!『ラジニカーントのロボット(仮)』

主演のおじさんはラジニ・カーントという、インド映画界のスーパースターなのだそうです
インドの人たちにすればマッチョでかっこいいおじさんに映るのでしょうか?
映画の方が科学者の創り上げたロボットが大暴走してパニックを引き起こす、というストーリーです


各種スパイスを山盛り入れて煮込んだインド料理をお腹いっぱい食べた気分になります
ここまで味が濃いと、敬遠したくもなるのですが
かえって日本の特撮物の方がさっぱりしていて、インド料理を食べて帰った後にお茶漬けを味わうような風情があるように思います
さて、当ブログでは以前、「インドが次のアニメーション大国になる」との記事を取り上げました
この映画を見ていない段階で書いたもので、「インドが映画大国だからといってアニメーションで成功できるというものではない」と否定的な見解を書きました
根本的なところでその見解は変わりませんが、エンターティメントとしての可能性を十分に備えているのは確かであり、この先が楽しみです
さて、映画「ROBOT」のミュージッククリップもあります
こちらはおなじみのインド映画らしい歌と踊りが展開されています

ロボットがロボットダンスを踊るというベタな発想ですが、これはこれでインドの人たちにはウケるのでしょう
世界各地でインド発のエンターティメントが普遍的な人気を獲得するにはまだまだ時間がかかると思うのですが、面白いものが生まれそうな予感と期待があります

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