韓国書店の漫画売上 1位から17位まで日本作品

韓国のインターネット書店の売上ランキング漫画・ライトノベル部門では、第1位から17位まで日本の作品がすらりと並んでいるそうです
ストームSHOP 月間ベスト20
1位 ワンピース 63巻
2位 XXXHOLiC 19巻(完結)
3位 魔法先生ネギま! 31巻(限定版)
4位 黒執事 12巻
5位 新約とある魔術の禁書目録 1巻
6位 ハヤテのごとく! 26巻
7位 まよチキ! (小説) 7巻
8位 NARUTO 55巻
9位 最遊記外伝新装版 3巻
10位 進撃の巨人 5巻
11位 ブリーチ 50巻
12位 バクマン。 14巻
13位 GATE 7 1巻
14位 エア・ギア 29巻
15位 ぬらりひょんの孫 17巻
16位 夢結び恋結び 2巻
17位 ロウきゅーぶ! 7巻
18位 俺と虎様 3.5巻
19位 紅 7巻
20位 僕は友達が少ない 5巻(限定版)
ソース:comicstorm

過去にも同じようなデータを当ブログで載せましたが、日本における韓流ブーム(オリコンの週間チャートにK-POPが数曲ランクイン)どころではありません
オリコンのヒットチャートの1位から17位まで独占している状態に等しいわけです
まあ、それでも韓流ブームのみを一方的に煽っている日本のメディアは、こうした自明の現象をまったく取り上げず、報道もしません
メディアの扱いがいかに恣意的なものであるかが分かります
これだけでは物足りないので、2011年の第1四半期、第2四半期の北米での漫

画売上ランキングを載せておきます
Top 25 Manga Properties--Q1 & Q2 2011
Rank Title                 Publisher
01 Naruto                 Viz Media
02 Bleach                 Viz Media
03 Vampire Knight            Viz Media
04 Black Butler              Yen Press
05 Death Note              Viz Media
06 Blackbird                Viz Media
07 Rosario + Vampire          Viz Media
08 Fullmetal Alchemist         Viz Media
09 Dragonball & DBZ           Viz Media
10 Soul Eater               Yen Press
11 One Piece               Viz Media
12 Maximum Ride             Yen Press
13 Alice in the Country of Hearts   Tokyopop
14 Hetalia                 Tokyopop
15 Yu-Gi-Oh!               Viz Media
16 Pandora Hearts            Yen Press
17 Bakuman                Viz Media
18 Fruits Basket             Tokyopop
19 Dendeki Daisy             Viz Media
20 D. Gray Man              Viz Media
21 Yotsuba!                Yen Press
22 Ouran High School Host Club   Viz Media
23 Shugo Chara              Del Rey Manga
24 K-On!                  Yen Press
25 High School of the Dead      Yen Press
ソース

作品タイトルだけで、何巻がどれだけ売れているのかは不明ですが、売れ筋が何であるのかは把握できます
上記のランキングはマンガ限定であり、アメコミとは別扱いなのでその点は理解しておく必要があります
不況の影響もあり、海外でのマンガの売上が減少している事実はありますが、それでも人気が衰えているわけではありません
韓国自慢のマンファが圧倒的に販売部数を伸ばし、日本のマンガを追いやるという現象も発生していません
にも関わらず、韓国メディアは「日本のマンガは既に終わった」という扱いです


世界に広がる韓流ブーム 独メディアが秘訣分析
ドイツの日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)が、「これは完璧なブーム」と題した記事で韓流の成功の秘訣(ひけつ)を分析した。
(中略)
さらに、韓流が一時的な現象として消えることはないとして、体系的な制作システムに注目した。「韓流が香港映画や日本の漫画のように衰退することは許されない」という韓国文化体育観光部の大衆文化産業担当者の言葉を引用し、KBS第2の音楽番組「ミュージックバンク」が毎週72カ国・地域に衛星生放送されていることを紹介した。
韓流にある「情」と、文化商品を創りだすSMエンタテインメントのような大企業の「文化的技術」が組み合わさって「普遍的な韓流」が生まれたと分析した。
ソース


「文化的技術」とは「パクリの技術」を指すのでしょうか?
少なくともマンファが世界を席巻したと言うには、それだけ売れたコンテンツが存在しなければならないのですが、数千万部を売った実績のある作品は存在しません

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