中国アニメの行方 ギャグアニメも選択肢
ちょっと時間が過ぎてしまいましたが、サイゾーが「中国アニメビジネスの現状」というタイトルの記事を10月に掲載していました
【東京国際アニメ祭2011秋】「今後も大幅な品質向上は望めない?」中国アニメビジネスの現状
長文の記事のほとんどは「東京国際アニメ祭2011」関連イベントの紹介であり、中国のアニメーションに触れている部分はほんの数行です
「ほとんどがこども向けCARTOON」とか、「カンフーパンダの無念」(中国こそがカンフー・パンダを制作するべきだった)など、当ブログでも度々取り上げてきたものばかりで目新しさはありません
まあ、それだけ刮目するようなアニメーション作品も生み出されず、時間数と製作本数で日本を上回ったのが唯一の自慢というお寒い状況なのでしょう
抽象的な話ばかりでは現在の中国アニメーションがどうなっているのか判然としませんので、いつかの動画を紹介しましょう
「エレクトロ・ボーイ」はこども向け作品にありがちな、こどもが絶大な能力を身につけ大人も驚く大活躍をするという、こどもたちの潜在的な願望を画にしたものです
Electro Boy_Episode 01
「魔角偵探」はギャグアニメでありながら謎解きを盛り込んだ作品です。ギャグセンスが日本のそれと似通っているのは偶然なのか、あるいは日本のアニメーションを研究した結果なのか、気になるところです
魔角偵探(1)
これなら日本で放映されても視聴者は違和感なく受け取るのではないでしょうか?
「カンフーパンダ」だけが中国アニメーションの目指すべき道ではないはずであり、いつまでも「カンフーパンダ」の成功を妬んでいても始まりません
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