日本のコマーシャル 「JR九州新幹線」が3冠達成
九州新幹線の博多~鹿児島間全線開通を祝うコマーシャルは、東北震災に配慮して放送を取りやめ、お蔵入りとなってしまった幻の作品です
しかし、Youtubeなど動画サイトで人気を集め、多くの再生回数を記録しています
今年6月にはカンヌ国際広告賞では高く評価されて金賞に選ばました
11月にはロンドン国際広告賞でも銀賞に選ばれています
そして、国内のコマーシャル表彰の最高舞台といえる第51回ACC CMFESTIVALにおいて総務大臣賞・ACCグランプリを受賞しました
あれこれ説明するよりも、動画をご覧ください
各地域の人達の九州新幹線に寄せる思いが伝わってくるコマーシャルに仕上がっています
「よくぞ作った」と言える作品です
構想から実現まで長い時間を要し、その間にも「(航空機との競争を考慮すると)整備する意味があるのか?」などの批判があった九州新幹線ですが、全線開通をこれほど喜んでいる人たちがいるのを見ると、こちらまで嬉しくなってしまいます
あとは九州の人たちがこの新幹線を利用し、採算がとれる状態にしてくれれば上々なのですが
JR九州の発表によれば、鹿児島~熊本、熊本~博多間の利用者は大きく伸びているそうですが、途中駅の乗降客は伸び悩んでいるそうです
新幹線のコマーシャルと言えばこの時期、JR東海の手がけた「シンデレラ・エクスプレス」や「クリスマス・エクスプレス」を思い出します
業界の方たちには今後とも視聴者を元気にしたり、気持ちを和ませたり、思い出として語り継がれるようなコマーシャルを作って、日本の映像文化を豊かに彩ってもらいたいものです
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