市川海老蔵の映画「一命」 大コケ
三池崇史監督による市川海老蔵主演の映画「一命」が公開されていたのですが、興行収入は約4億3千万円だったと報じられています
制作費を回収するためには最低でも5億円の興行収入が必要とされており、これ以下の水準ではコケたと評されます
「一命」も大コケ 海老蔵は映画に向かない
全国460スクリーンで封切られたのですから、関係者は「最低でも10億円」と踏んでいたのではないでしょうか?
コケた理由は言うまでもなく、市川海老蔵の殴打事件であり、それ以外にはありません
上記の日刊ゲンダイの記事では、歌舞伎役者の演技が映画に向かないと力説していますが、それは後付の理由でしょう
市川海老蔵の演技に問題があるなら監督が指導し、修正できたはずです
さて、この「一命」は小林正樹監督による映画「切腹」のリメイクです
「切腹」は仲代達矢、岩下志麻、佐藤慶、丹波哲郎らが出演し、1963年のカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞しており、リメイクされた「一命」もカンヌ映画祭のコンペティション部門にエントリーされたのですが無冠に終わっています
この映画は山梨日日新聞、YBS山梨放送などでつくる山日YBSグループ創立140周年記念事業として制作されたもので、制作費もそこから出ているようです
140周年の記念となる映画が大コケしたのですから、山梨日日新聞、テレビ局の人間にとっては痛恨の極みでしょう
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