格差社会に反対するデモ 参加者500人
10月15日は世界各地で格差社会に反対するデモが行なわれたようです
東京でも日比谷公園など、都内3ヶ所で集会・デモが行なわれ、およそ500人が参加したと報道されています
反格差デモ:「参加に意義」 東京は500人
主催者がどのような人たちであるのかは不明ですが、3ヶ所で500人の参加者というのは期待した人数よりはるかに少なかったのではないでしょうか?
格差社会の犠牲になっている若者が数万人集まるのを期待し、参加を呼びかけていたのかもしれません
フジテレビ批判デモと比較するのもどうかとは思いますが、世間の関心は格差社会に対する怒りや不満よりも、フジテレビによる韓流ゴリ押しに向いているのだと思われます
もちろん、格差社会に反対するという主張を揶揄するつもりはありませんが
アメリカでは毎週、激しいデモが繰り返され、警察との衝突も起きているようです
「アメリカはチャンスの国であり、努力して成功を掴み取るのが当たり前。何の努力もしない人間は一生、ファーストフード店の店員をやっているしかない」といった考え方が当たり前のようなアメリカで、格差社会に反対するデモが繰り返されているというのも奇妙な感じがします
努力しても職に就けない人もいますし、会社の都合で一方的に解雇される人もいるのですから、皆が皆、チャンスに恵まれるわけではありません
そんなことは承知上で、「アメリカはチャンスの国だ。努力すれば報われる」という神話にしがみついてきたようにも見えます
今回のデモ騒動は、アメリカの社会がアメリカンドリームに疑念を抱き、どうしようもない現実に目覚めた結果なのでしょうか?
アメリカ政府は巨額の財政赤字を抱えながら諸外国に軍隊を派遣し、介入を繰り返しています。それがアメリカの利益を守るためだとはいえ、無茶な行動であるのは明らかでしょう
イラクでの米軍の戦死者は6000人を超え、アフガニスタンでも1000人を超えています
そんな犠牲を払いつつ、なおもアメリカ国内では職に就けない若者が溢れている現実があるのですから、「おかしい」と言い出す人が増えるのも当然と言えます
さて、日本でも怒れる若者が数万人集まって国会を取り囲むデモを繰り広げる日が来るのでしょうか?
朝日新聞や毎日新聞などはそんな行動を期待しているようです
が、大多数の日本人は派遣社員、契約社員という不安定な雇用下でも概ねまじめに働き、自分の生活を守るのに懸命になっているのが実際のところでしょう
デモをやって警察と殴りあいをしたところで、何かが解決できるわけではないと承知しているのですから
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