4億円の説明を拒否する小沢一郎

小沢一郎の政治団体「陸山会」の土地取引で、4億円という資金の出所が問題になっているのですが、小沢一郎はその資金の出所について説明を拒否し続けてたままです
つまりは説明のできないお金なのでしょう
しかし、小沢一郎の弁護団は異議申立書を提出し、「“裏金”が含まれているなど、4億円を保有していることの違法性が推認される根拠が示されていない状況では、元代表が出所を説明する理由などない」と主張し、さらに「合理的な説明をしていないから出所に疑問があるとの誤解を裁判所に与えようとしている」と開き直っています

小沢氏側が異議「4億円の説明必要ない」

やましいところがないのであれば、政治家小沢一郎は国民に説明すべきでしょう
合理的な説明ができないからこそ疑惑となっているわけなのですから
一方、小沢応援団でもある日刊ゲンダイは、「4億円の出所は父親から存続した財産」だとする記事を掲載しています

4億円の「出所」は解決済み

ゲンダイの記事では、「小沢さんは父親から信託を引き継いだ遺産3億円を元本に、80年代から90年代にかけて5年満期の『ビッグ』を3回は更新していた」と説明しているのですが、それならますます説明を拒み続ける小沢一郎の態度は不可解です
簡単に疑惑を払拭できるのに、それをしない(できない)理由が別にあるのかと勘ぐってしまいます
裁判の結果がどうなるのかは分かりませんが、疑惑がくすぶり続けるのは確かでしょう
政治家として国民に説明しない、説明する必要などない、という小沢一郎の態度は批判されて当然です

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