ブザンソン指揮者コンクールで垣内悠希さん優勝

指揮者の国際コンクールといえば、「のだめカンタービレ」を頭に思い浮かべる人も多いかと思います
小澤征爾が優勝したことで知られるブザンソン指揮者コンクールで、垣内悠希さん(33歳)が優勝したと報道されています

ブザンソン指揮者コンクール、垣内悠希さん優勝

記事を見て、日本から9人もの優勝者を出していると知り驚きました
Wikipediaからそのまま引用すると、小澤征爾 (1959年)、松尾葉子 (1982年)、 佐渡裕 (1989年)、沼尻竜典 (1990年)、曽我大介 (1993年)、阪哲朗 (1995年)、下野竜也 (2001年) 、山田和樹 (2009年) 、垣内悠希 (2011年)となります
クラシック音楽は好きでよく聞いていますが、日本人指揮者の活躍についてほとんど情報を持っていないため、初めて目にする名前ばかりです
松尾葉子がブザンソン指揮者コンクールで優勝した時は、小澤征爾の再来とメディアが大々的に取り上げたのを記憶していますが
例えば1995年の優勝者阪哲朗で検索してみると、2009~2010年のシーズンよりドイツのレーゲンスブルク歌劇場音楽総監督を務めているとあります
2001年の優勝者下野竜也は現在、読売日本交響楽団の正指揮者です
優勝者がそれぞれ活躍されているようで嬉しく思います
ちなみに「のだめカンタービレ」での指揮者コンクールですが、佐渡裕のブザンソン指揮者コンクールの体験が元ネタになっているのではないか、との指摘があります(真偽は不明ですが)
ヨーロッパの国々も財政難に喘いでおり、ドイツでは旧東ドイツの地区を中心にオーケストラの統廃合が進められているのだそうです
指揮者のポストを巡る競争も激化しているのでしょう
最近は諸々の事情があってオーケストラの演奏会を聞きに行く機会がなくなり、もっぱらインターネットの音楽配信サービスを利用しています。コンサートホールでオーケストラの響きを全身に浴びるという体験は、残念ながらインターネット配信では味わえません
今回の報道に接し、久しぶりにオーケストラの生演奏が聞きたくなりました

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