ソフトバンク メガソーラー計画も看板倒れか?

ソフトバンクの孫正義は日本国内10か所以上に、1ヶ所当たり80億円もかかるとされる20メガワット級のソーラー発電所を建設し、日本の電力需要を賄う計画を発表していました
原子力発電所に依存せずとも太陽光発電でやっていける、との持論があるようです
こうした大胆な構想を一部の人たちは「さすが孫社長」と大絶賛していたのですが、実現の可能性が怪しくなってきました

メガソーラー構想が尻すぼみ? ソフトバンクは下方修正否定

ソフトバンクは当初、帯広市にある競馬場に2ヘクタールもの面積になる1メガワット級の太陽光発電所を建設する計画だったようです
それがコストを理由に大幅に計画が縮小されそうだ、と記事では伝えています
孫正義は、「金のためではない」とコストを無視するような言い分をしていたわけですが、ソフトバンクとすれば採算が見込めない事業に多額の投資などできません。そんな真似をすれば経営が破綻します
要するに孫正義は自分が壮大な構想をぶち上げ、日本国内10か所以上に20メガワット級のソーラー発電所を建設すると宣言すれば政府、地方自治体、各企業が賛同し資金を提供し合う形になると踏んでいたのではないでしょうか?
ソフトバンク自体が負担する投資は見た目よりずっと少ない額になると
こうした孫正義の「壮大な構想」癖はいまに始まったわけではありません
最近ではアジアを送電ケーブルで結んで電力を融通し合う「アジア・スーパーグリッド」計画をぶち上げ、批判を招いています
少し前には無線インターネットを日本全国に普及させ、光ファイバーなどなくても高速でインターネットが利用できるようにする、との構想をぶち上げていました
孫正義の「壮大な構想」が絵に描いた餅に終わった例はいくつもあります
今回のメガソーラー計画も、彼の主張する規模で実現するとは到底考えられません
せいぜい、数カ所に小規模な太陽光発電所を建設するだけで終わると想像できます
北海道ならともかく、都市部で太陽光パネルを数ヘクタールも展開できるような土地は確保できません。公共施設の屋上など利用しても、です
今年7月の報道では、ソフトバンクの「メガソーラー計画」に全国36道府県が参加しているのだそうですが、先行きは不透明です

「メガソーラー」早くも誘致合戦 全国自治体が「孫社長詣」

これらの地方自治体はソーラー発電所の建設費を自分たちが負担するなど想定しておらず、ソフトバンクが資金を出して建設することを前提に誘致活動をしているのでしょう。ソフトバンク側は国や地方自治体、協賛企業に建設費を負担させるつもりでいたはずですが

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