「ゴルゴ13」 海外で実写版映画化
日本の漫画やアニメーションを実写版映画化しようとする海外の映画会社が次々と現れるのですが、そうして出来上がった作品の評判が芳しくなく、興行としても成功しているとは言いがたい現実があります
それでも映画化を目指すのは、映画のネタに困っているからなのでしょう
今度はさいとう・たかおの劇画「ゴルゴ13」が実写版映画化されると報じられています
「ゴルゴ13」海外で実写化!映画化へ向けて本格始動!
誰が主演するのかは分かりませんが、原作とは別の「ゴルゴ13」になるのは確実でしょうから、劇画とは別ものの独立した作品として扱った方がよさそうです
個人的にはこどもの頃、理髪店に行くと「ゴルゴ13」のコミックが置いてあり、パラパラとめくって読んだくらいで、特に親しんだ作品ではありません
今回調べてみると、「ゴルゴ13」は1968年から連載が続いていると知り、その寿命の長さにあらためて驚かされました
「ゴルゴ13」は日本で2度、実写版映画化されており、高倉健と千葉真一がそれぞれデューク東郷を演じています
作者さいとう・たかおの弁では、劇画連載当初、デューク東郷のイメージは高倉健から思いついたそうです
現在では、「ゴルゴ13にふさわしいのはハンマー投げの室伏広治」だと語っていますのでかなり雰囲気が違ってきています
室伏演じるデューク東郷を想像すると、かなりマッチョすぎる気がして違和感があるのですが
外国の映画プロデューサー、監督の手にかかると、シュワルツネッガーのようなムキムキ男がゴルゴ13のイメージに重なるのかもしれません
あるいはペラペラとよくしゃべるゴルゴ13というのもありそうな気がします
アニメーションとしては劇場版とテレビシリーズがありますが、あまり話題になりませんでした。テレビシリーズは2008年に放送されたのですが、萌えアニメ全盛の時代なので視聴者の嗜好に合わなかったのでしょうか?
さて、どのような実写版に仕上がるのか、期待半分、怖いもの見たさ半分で続報を待ちたいと思います
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