加護亜依 自殺を図る
同棲相手の男性が逮捕され、警察から事情聴取を受けたと報道されていた元モーニング娘。の加護亜依が手首を切って自殺を図ったようです
元「モーニング娘。」のタレント加護亜依(23)が11日、東京都港区六本木の自宅マンションで自殺を図り、東京都渋谷区の病院に救急搬送された。命に別条はないという。急性薬物中毒とみられる症状で、手首には切り傷があった。6日に交際相手とされる会社役員(44)が警視庁に恐喝未遂の疑いで逮捕され、加護も事情聴取を受けていた。
警視庁麻布署などによると、11日正午ごろ、事務所関係者が119番通報。関係者が直前に加護と電話で話した際「これから死ぬ」などと自殺をほのめかすようなことを話したことから自宅に駆けつけたところ、加護が倒れていたという。
発見時には意識がもうろうとしていたが、消防からの通報で駆けつけた麻布署員に自ら名前を名乗り、「自殺を図った」という趣旨の説明をしたという。手首には刃物で切ったとみられる軽い傷があり、血がにじんでいた。精神安定剤を飲んだ後、手首を切ったとみられる。同署関係者は「安定剤を多く服用した時に表れる症状」と話した。加護は搬送された病院にそのまま入院した。
07年にスキャンダルで当時の所属事務所を解雇された直後にもハサミで手首を切り自殺を図ったことがあった。08年4月から契約している事務所によると、1年ほど前のインタビュー中に倒れた際、安定剤を処方されたが、常用癖は「把握している限りない」という。
(スポニチ Annexの記事から引用)
詳しい状況は不明ですが、睡眠薬などを大量に服用した上で手首を切ったのかもしれません
ただ加護亜依の場合、過去にもリストカットをしたと告白するなどしていますので、本当に自殺する決意があっての行動なのか疑問です
一連の彼女の行動を見る限り、「アダルト・チルドレン」と呼ばれる概念が当てはまると自分は考えます
かつては「アダルト・チルドレン」関係の本が山のように書店に並び、すっかり名前が知られるようになったのですが、それでも「アダルト・チルドレン」=「大人になりきれない幼稚な行動をする人」と誤解してしまった人も少なくありません
「アダルト・チルドレン」は精神医学上の概念として確立されたものではなく、便宜上、機能不全な家庭(親のアルコール依存、虐待、、ネグレクト、貧困など)に育ったこどもが心的外傷を残したまま大人になった結果、対人関係がうまく保てなかったり愛情飢渇に悩まされたりするというさまざまな障害を抱く傾向にあることから提起された呼称です
具体的にどのような問題行動が「アダルト・チルドレン」の特徴なのかは、研究者やカウンセラーによって定義が異なるため、「アダルト・チルドレン」を精神医学的な症状とは認めない医師もいます
さて、加護亜依の一連の言動については過去、何度か当ブログで取り上げてきました
虚言癖もその1つです。携帯電話をタクシーに置き忘れたら、タクシーの運転手が勝手に海に捨ててしまった、と荒唐無稽な話をブログに書いたものです。後日、その海に捨てられた携帯電話が手許に戻った、とも書いています
誰かの関心を惹こうとしてウソをペラペラとしゃべり、まったく罪悪感を抱かないのです
他にも難病のメニエール病に罹っているとブログで告白したり、リストカットをしたと告白するなどしているのですが、どこまでが本当かは分かりません
こうした「病気のわたし」を演じて周囲の同情を集めようとする行動は演技性の人格障害だとされますが、不遇な家庭で子供時代を過ごした結果、人格に歪みを生じたのであれば「アダルト・チルドレン」と呼んで構わないと考えます
本来ならば喫煙問題で加護亜依が謹慎し、芸能活動を自粛した際にでも、専門家による何らかの治療を受けるべきだったのでしょう
本人には自分の言動、対人関係も築き方に問題があるとの自覚は乏しかったのかもしれませんが
あるいは彼女の奇矯な言動そのものも、「加護ちゃん」というキャラの内だと周囲の人が決めつけてしまっていたのでしょう
今回の自殺騒動を同棲相手が逮捕されたショック=失恋による自殺、という見方で済ますのは、彼女が内に抱えている問題を見誤る危険があります
適切な治療を受けない場合、今後も自殺騒動を繰り返すと思われます
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