韓国人アニメーターがエミー賞受賞 「Firebreather」

朝鮮日報の記事によれば在米韓国人のアニメーター、チャン・ソン(33歳)がエミー賞のアニメーション個人業績部門のキャラクターアニメーション賞を受賞したそうです
個人業績部門などというジャンルがあるのを初めて知りました
要するに3Dでのキャラクター作りが評価されたのでしょう
アメリカのカートゥーンネットワークで放送されたアニメーション「Firebreather」の中で、主人公ダンカンを手がけた功績が評価された、とあります



ドラゴンと人間の間に生まれた主人公ダンカンが悪の勢力と闘う物語、というありがちなストーリーです
上記のYoutubeの動画では高評価が10人であるのに対し、低評価が11人になっており、視聴者の反応が分かれています
朝鮮日報の記事によれば、アメリカで放送され人気を集めたとありますが、実際はどうだったのでしょう
本当に人気を集め、高い評価を得たのであれば作品自体が何かの賞に輝いたはずなのですが(自分の認識不足で、このシリーズは人気があり、続編も作られているのがわかりました)


このニュースが韓国でどう受けとめられているのかは分かりませんが、韓国では3Dアニメーション=最先端という認識があり、韓国のアニメーターが最先端分野で大活躍しているとアピールする狙いがこの記事から感じられます
記事の中でチャン・ソンは「これまでの3Dアニメーションの作業に比べ、はるかに高いクオリティーが要求される作品だったため、非常に大変だったが、このような素晴らしいニュースを聞いて、うれしいと同時に驚いている」と語った。また「世界の劇場用3Dアニメの8‐9割は米国が掌握しているが、その隙間に入り込んで、世界的競争力のある韓国アニメを作っていきたい」と語っています
要するに日本のアニメーションの主流である従来の2Dアニメは古臭い技術であり、世界は3Dアニメを求めているのだと考えているのでしょう
自分はいまだに「トイ・ストーリー」など、3Dアニメーションが好きになれませんし、アメリカが何故こんなものを作っているのかさっぱり理解できません
韓国が業界をあげて3Dアニメーションにシフトするならそれはそれでよいのではないでしょうか?
まあ、例によって「日本は遅れている」とか、「日本は世界から孤立している」と騒ぎ出す人が登場すると思いますが

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