日本アニメ原作の映画「Blood:The Last Vampire」世界でコケまくる
いまさらな話題ですが、日本のアニメーションを実写版にしてコケるという黄金パターンがあるにも関わらず、それでも実写版をつくろうとする人たちが絶えません
やはりアニメーションの鮮烈な印象を実写版で表現し、世間を驚かせてやりたいとの思いに抗えないのでしょう
すでに「ドラゴンボール」の実写版など紹介していますが、今回は「ラスト・ブラッド」を取り上げます
主人公の女の子がセーラー服姿で日本刀を振り回し、吸血鬼(翼手)を斬りまくるという日本のアニメーション「BLOOD ~」は一部のアニメーションファンの熱い支持を受けた作品群です
テレビシリーズとして放映された「BLOOD+」が有名ですが、その他にも少女が吸血鬼と闘う設定の物語がいくつも存在します
それを香港のプロデューサーが韓国人女優を主役に据えて実写版にするという話があり、実に嫌な予感がしたものです
果たして2009年に公開された実写版はコケてしまったようです
韓国人主演『ラスト・ブラッド』韓国も興行惨敗
予告編はこんな感じです
いかにも香港映画らしい、バカの一つ覚えのワイヤーアクション多用です
プロデューサーは「グリーン・デスティニー」でワイヤーアクションを使った人ですから、この演出に絶大な自信を抱いていたのでしょう
しかし、日本刀片手にセーラー服で「ビヨーン」と宙を舞う姿は「間抜け」と言うしかなく、いかにもB級映画っぽい仕上がりになっています
さらに外人がチャンバラを演出するとこうなる、という見本のような画です
ワイヤーアクションなどに頼らなくても、十分に迫力は出せるのですが…
上記のブログにあるように、主演を務めたチョン・ジヒョンはセーラー服姿で日本の女子高生を演じたため、韓国でひどいバッシングを浴びました。その結果、韓国でも興行成績は惨憺たるものになったわけです
さらに日本でもこの作品は黙殺される結果となり、宣伝の効果も虚しく興行収入ベストテンに登場しないまま終わりました
チョン・ジヒョンではなく黒木メイサが主演し、ワイヤーアクションを最小限に留めていれば、もっと違う結果になったと思うのですが
綾瀬はるかや新垣結衣より、黒木メイサの方が主人公小夜のイメージに近いと自分は考えます
アニメーション作品を実写版で撮るという無謀な試みはこれからも繰り返されるのでしょうが、成功する可能性はほとんどないと断言できます
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