韓国サッカーリーグ八百長問題
日本ではあまり話題になっていませんが、韓国のプロサッカーリーグの八百長問題は逮捕者が相次ぎ、泥沼状態を呈しています
大荒れKリーグ、監督も八百長疑惑で拘束 / ウソ発見器の導入も
63人もの現役・元選手が八百長に関与したと発覚し、監督までもが逮捕されるという深刻な事態です
それでもリーグ戦を中断せず、続行させるのは興行収入の減少を防ぎたいからなのでしょう
プロリーグとして発足した韓国のKリーグですが、実態はスポンサー企業の丸抱えであり、独立採算には程遠い実態があります
国を代表するチームの国際試合では大勢の観客が集まりますが、Kリーグの試合は人気がなく、有料入場者数が数百人というケースが当たり前になっています
しかし、そんな少数の有料入場者に依存しなければならないほど、韓国のKリーグは不人気であり、収入の途がないという切迫した事情を抱えています
KBSなど地上波でのテレビ中継はなく、一部のケーブル局が試合を中継するだけのようで、放送権料も微々たるものです
プロリーグとは名ばかりの、スポンサー企業丸抱えによる実業団リーグだと解釈した方が妥当です
日本でJリーグが発足した際、韓国のメディアは「Kリーグを真似た」と報道したのですが、実際にはまったく形態が異なります
Jリーグに参加するクラブはユースチームなど、育成組織を持つことが条件になっています。しかし、韓国のKリーグに所属するクラブにはユースチームといった育成組織はありません
そしてJリーグの場合、各クラブは独立採算制が建前になっています
Kリーグでプレーする選手の年俸は300万円から500万円くらいであり、その給料の安さが八百長の温床の1つだと考えられます
現在のところは八百長問題を徹底して解明する方針のようですが、韓国の場合はその方針が貫徹される可能性は限りなく低いのが実情です
このまま捜査を継続すればさらに逮捕者が増え、Kリーグの存続さえ危うくなりますとなれば必ず、「韓国のサッカーを守れ」という世論が巻き起こり、捜査を終結させてこれ以上逮捕者を出すべきではないという、日本では考えられないような主張が大勢を占めるようになると推測されます
さらに、八百長で逮捕された選手を追放せず、プレーに復帰させるべきだと言い出すに違いありません
韓国では釈迦の誕生日、キリストの誕生日、独立記念日などに数万人規模の恩赦が行われるのが慣例になっており、選挙違反や贈収賄で逮捕された政治家なども早々に恩赦を受けて復権するのが当たり前になっています
恩赦があるからモラルが低下し、犯罪に走っても罪の意識が乏しいという悪循環です
ですから、八百長に関わったサッカー選手たちをリーグから永久追放される処分が下っても、半年もしないうちに恩赦を与えリーグ復帰となるでしょう
当然、そんなモラルの低い社会ですから、八百長は今後も繰り返されるに違いありません
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