切り捨てられる蓮舫前大臣
内閣改造の人事で蓮舫行政刷新担当大臣が更迭され、首相補佐官のポストに異動したと報道されています
菅非情!「蓮舫」斬って「モナ男」重用…延命へ看板替え
「閣僚としての仕事ができない。官僚は使いこなせず、交渉相手とも良好な関係を築けず、マスコミとの関係も良くなかった。このまま閣内に置くと傷が付く。マドンナとして守るために降格させた」と記事では説明されていますが、実績よりも害の方が目立ったのですから当然の結果でしょう
民主党政権発足当時は人気、知名度も高かった蓮舫ですが、政治家としての技量に問題があったと言えます
スーパーコンピューター開発事業の仕分けの際、「2位ではダメなでしょうか?」発言をして、科学技術振興政策について見識が不足していると露呈しました
蓮舫大臣はこの時の騒動について、「官僚の説明が悪い」と責任を転嫁する発言をしてますます評判を落とす結果を招きました
そうやって突っ張り続ける態度が好感度を大きく低下させたのですが、彼女はまったく分かっていないようです
テレビの政治討論番組でも、「政策論議ならいくらでも相手を論破できる」と自信満々の態度を見せているのですが、それがかえって余裕のない、政治家として懐の深さを感じさせないように自分には思えます
相手の発言の途中ですぐさま反論を口走り始めるのが悪い癖です
もっと度量の深さを示し、相手の主張に耳を傾ける姿勢を示したなら世間の見る目は変わったでしょう
ちなみに欧米では、人の発言の最中に自分の意見を声高に主張し始めるのは非礼な態度として忌み嫌われます
蓮舫だけでなく、日本の政治家は平気でやりますが
彼女の側にいる人間がそうした議論の際の基本的なマナーについて、政治家としての度量について助言すればよいと思ったりもしますが、そもそも蓮舫は周囲の助言に耳を貸すタイプではなさそうなので無駄なのかもしれません
選挙で大量の票を獲得して当選したという自信、己の知名度などが蓮舫のプライドの支えなのでしょうが、政治家に必要なのは己の主張の正当性を声高に叫ぶ態度ではなく、多くの人の声に耳を傾け、複雑な利害関係を調整する役割です
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