千葉女子大生遺棄事件を考える2 殺害の動機
千葉県木更津市で千葉商科大学2年生菊池果奈さん(19)が殺害され、遺体が林道に遺棄された事件について2度目の言及になります
殺害された菊池さんは週に3日ほど、ファミリーレストランでアルバイトをしていたそうですが、「人当たりがよく、仲間にも好かれるタイプで、店の仲間同士ではトラブルなどはなかった」と報道されています
事件の経緯については逮捕された本田容疑者が供述していないので不明です
よくあるケースを想定して推論すれば、本田容疑者は女性との交際を、「相手を慈しんだり思いやったりする」ものだとは思っておらず、自分の意のままに女性を服従させ支配するものだと思い込んでいたのでしょう
24歳で無職の本田容疑者にすれば、女性との付き合いとはいつでも自分の欲求のままセックスできることであり、相手が大学へ行くことを阻止してでも自分の欲求に従わせるのが当たり前だと考えていたのかもしれません
そのうち女性のアパートに上がり込み、公然と同棲を始めるというのがよくあるパターンです。もちろん自身は働いて生活費を稼ごうとはせず、女性のヒモになってあとは女性に生活費や小遣いまでたかり、大学を辞めて水商売で働きオレの面倒を見ろと要求し、反論すれば殴りつけるのがオチです
以上は勝手な憶測ですが、本田容疑者はどう釈明するのでしょう?
「二人の将来のことをちゃんと考えていた」と言うかもしれませんし、「働くつもりだったのに、あいつが急に別れると言ったからそれが気になって仕事どころではなくなった」と言い逃れするのかもしれません
「オレに従うべき」と決め付けている相手から反発されたり、「別れる」と切り出されてその現実を受け入れられず逆上し、殺害に至ったと考えるのは短絡的すぎるかもしれませんが、それ以上の特別な事情や理由があったようにも思えません
さて、千葉県警はどのように捜査を進め、事件の概要を解き明かすのでしょうか?
なお、ツイッターにアカウントを持っていた本田容疑者と同姓同名の人物は事件と無関係であるとの話です。同姓同名であるがゆえに迷惑を被ったようです
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