女児86人をレイプした小児科医 アメリカ
小児科医の立場を悪用して、1994年から2009年までの間に86人もの女児をレイプしていたアメリカ・デラウェア州の医師アール・ブラッドリーの裁判が始まったと報道されています
記事によれば証拠となったビデオが正式の捜索・押収手続きを経ていないものであり、合衆国憲法によれば証拠として扱われるべきではないとされます
だからといってこの鬼畜な所業を繰り返したアール・ブラッドリーを無罪とし、保釈するなら暴動が起こるかもしれません
もちろんアール・ブラッドリーはアメリカ社会で非難の的になっていますので、裁判所が無罪判決を下して保釈されても無事ではいられないでしょう
銃社会のアメリカですから、ブラッドリーに制裁を加えようとする人たちがショットガンや拳銃を手に彼の家へ押しかけると推測されます
あるいはブラッドリーが終身刑の判決を受け、刑務所に服役したとしても、刑務所内にいる受刑者から命を狙われる可能性は大です
死刑が廃止されている州では、最高刑が終身刑です。つまり終身刑で服役している受刑者は、刑務所内で殺人を犯そうとそれ以上の刑罰はないと分かっていますので、やりたい放題の行動に出るケースがあるのです
猟奇的殺人など、世間を騒がせる事件を起こした人物が刑務所内で殺害された例が過去にはあります
1978年から1991年にかけて、オハイオ州などで17人の青少年を殺害し、その後に遺体の一部を食べたとされる「ミルウォーキーの食人鬼」ことジェフリー・ダーマーの場合、服役先の刑務所で受刑者によって殴り殺されています
さて、話が逸れてしまいました
卑劣な犯罪者アール・ブラッドリーに話を戻します
幾つか、アメリカのメディアの報道を読んでみました
ブラッドリーはフィラデルフィア生まれで、テンプル大学で医師としてのコースを習得・卒業しています
1994年と95年に患者であるこどもへの不適切な行為が申し立てられ、病院が内部調査を実施したものの、明確な結論は出せなかったようです
患者への性的虐待の疑惑が噂されながらもうやむやにしてしまったため、多くの犠牲者が出るという最悪の結果になっていまったようです
親に連れられて病院へきたこどもを、言葉巧みに親から引き離し地下にある玩具の置かれた部屋へ連れ込み、暴行(多くはフェラチオを強要)していた、とアメリカのメディアは報じています。その動作は乱暴で、喉をつまらせ失神する女児の様子がビデオに撮影されていたそうです
また、ブラッドリーは女児の性器を撮影するためペン型のカメラを常時所持していたとも報じられています
この一連の事件は何らかの精神的な病理に駆られたものではなく、自らの性欲を充たすため、小児科医という立場を利用した犯罪でしょう
小児科医として勤務し続けていた人物ですから、心神喪失とか善悪の判断ができなかったなどという弁解は通用しません
追記:アール・ブラッドリー被告には計14回の終身刑が言い渡されました
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