作家柳美里の息子 消防や海上保安庁にイタ電

作家柳美里が自身のブログに、小学校5年生になる息子が消防や海上保安庁に虚偽の緊急通報をするという事件を起こしていたと書いています
プライバシーに関わる事件なのですが、それをブログに堂々と書いてしまう感覚がそもそも理解できません

柳美里の小5の息子、119番や海保にイタ電→ヘリや消防車、出動させる

なんで、こんなに、嘘つきなんだろう。
嘘、嘘、嘘ばかり吐いて……
海上保安庁は、救助艇とヘリコプターを出動させたけれど、遭難船が見つからないので、息子の携帯電話に連絡すると、「いま、高校受験のために大船のB塾で授業を受けているので、後でかけなおします」と、携帯電話の電源を切ってしまった……
海上保安庁のかたには、実際は小学5年生であること、虚言癖があること、ADHDであることを説明し、丁重にお詫びをしましたが、ヘリコプター捜索などで費用がかさんでいるので、後で連絡をする、とのこと……
費用請求をされたらされたで、対処を考えるとして、後日改めて息子と謝罪に行かなければなりません、海上保安庁に……

母親として困惑し、途方にくれている様子が伝わってくるのですが、これをブログに書き、世間に向かって公表する必要があったのか疑問です
小学5年生のこどもに携帯電話や無線機を与えているのも疑問です
こどもの虚言癖は単にADHD(注意欠陥多動障害)が原因だと決めつけるわけにはいかないのです
大人の虚言癖は演技牲人格障害など、複雑な問題を孕んでいたりしますが、こどもの虚言癖は愛情飢渇に原因があるケースがしばしばです(だからこどもの虚言癖は単純で、解決しやすい問題と決め付けられるものではありません)
柳美里がどのような子育てをしてきたのか、詳細は知りません。ただ、2008年にはブログに泣いている長男の顔写真を掲載した上、「子供が嘘をついたので8時間ひっぱたき、学校を休ませ、罰として朝食も昼食も与えなかった」と書いたのが虐待だと問題になり、児童相談所に通告される事件を起こしています
小説執筆のため長男をほったらかしにして育児を放棄したり、時には殴りつけたり、あるいは携帯電話や無線機を買い与えるといった行動を見る限り、柳美里の側にかなり問題があるのは明らかです
こどもは母親の関心を惹くために嘘をつく場合もありますし、母親の気まぐれな怒りから身を守るために嘘をつく場合があります
今回の消防や海上保安庁へのイタ電でも、おそらく柳美里はこどもを怒鳴りつけ、殴ることしかできなかったのではないか、と想像されます
結果として、こどもはますます嘘をつくようになるでしょう。そうする以外に方法が見つからないのですから
以前、さかなクンの話を当ブログに書きました。インターネットで拾った情報なので、どこまでが事実であるのかは分かりませんが、そこにはこどもと向き合う親の態度が示唆されています
魚に興味を抱いた我が子のため、あちこちの魚屋や市場へ出向き、珍しい魚を手に入れては料理をし、食べさせるという行動です
母親が料理を作ってこどもに食べさせるのは、単に食欲を充たすだけではなく、愛情のやり取りという意味があります。いつかこどももそのことを理解します
カップラーメンや袋菓子を与えるだけでは駄目なのです
柳美里の行動は真逆でしょう
こどもを怒鳴りつけ、殴りつけて拒絶するだけです
こどもがほしがる玩具を買い与えるだけあり、こどもが関心を示すものに柳美里が関心を寄せているようには感じられません。こどもへの共感がすっぽりと抜け落ちているようです
こどもと向き合う態度とは、拡大解釈すれば、こどもとともに生きていこうとする姿勢をこどもたたちに示すことです

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