ジャスティン・ビーバーのモテ度とキラワレ度

いまアメリカの十代の女の子が夢中になっているアイドルが、カナダ生まれの17歳ジャスティン・ビーバーなのだそうです



再生回数が5億3千万回とYoutubeの動画の中でも飛び抜けており、彼の人気の高さを示しています
最近では珍しいくらいのベビーフェイスで、その男の子っぽさがウケたのでしょうか?
人気があればそれだけアンチも増えるのは道理で、Youtubeの動画にも数多くの批判のコメントが書き込まれています

何故Justin Bieberは米国匿名掲示板で叩かれるのか-米国版2chと格差社会

「モテるから嫉妬する人間が多いのだろう」と理屈をつけるのは簡単ですが、上記のブログではもう少し踏み込んで検討しようと試みています
ジャスティ・ビーバーの曲「Baby」については、単に「Baby Baby」と繰り返しているだけでこんな曲が売れるのは許せないんだ、と述べる音楽ファンがいます
このミュージッククリップがYoutubeで5億3千万回も再生されているのは、楽曲の魅力よりもビデオのシチェーションが気に入られたからでしょう。カッコイイ男の子が情熱的に迫ってくるわけですから、女の子としては理想的なシチェーションであり、すんなりと入り込めるのではないでしょうか?
こうしたミュージッククリップを製作し、ジャスティン・ビーバーを売り込もうとする周囲のスタッフが優秀なのでしょう
スターを作り上げるシステムがジャスティン・ビーバーの魅力を最大限に引き出しているとして、彼自身が批判されるほど薄っぺらい十代の男の子であるかどうかは別問題でしょう
上記のブログではジャスティン・ビーバーが嫌われる根拠として、「裕福な白人の中流家庭に育ち、何の苦労も努力もなしにスターになったのが許せない」との仮説が述べられていますが、そうした格差社会のせいにするのも随分と偏った見方でしょう
そもそもアメリカの格差社会など今に始まったわけではなく、建国以来格差社会が続いており、何を今更と言いたくなります
「歌っている曲の内容も能天気で、インタビューでも何か深く物を考えている軌跡は見えない。要は、中途半端なのだ」との指摘も、何だかなと感じるばかりです
16歳や17歳のこどもに何を期待するのでしょうか?
深遠な内容の歌詞を書き、インタビューでは含蓄のある受け答えをしろと要求する方がどうかしています
そこらのヒップホップのように、社会の矛盾を告発し、自分の生き様を宣伝するような歌詞ならOKなのでしょうか?
ジャスティン・ビーバーがあのベビーフェイスで社会の矛盾を告発する歌をやろうものなら、「こいつ、何も分かっていないくせに」と批判されるのがオチです
むしろ脳天気な歌詞で、女の子に言い寄るミュージック・クリップの方がましです



この曲も単に「U smile,I smile」と繰り返しているだけで中身のない歌詞ですが、女の子の側からすればジャスティン・ビーバーと2人きりで秘密のデートをしている気分になれるのであり、十分なのでしょう。足りない部分は想像力で補うのですから
社会の格差などとは関係なく、女の子を夢中にさせるイコンとしてこれからもジャスティン・ビーバーは君臨し続けると思われます。さらには第2、第3のベビーフェイスのアイドルを売り出そうとするはずです
日本にジャニーズが存在するように
ちなみにジャニーズ系アイドルの存在から、日本の格差社会について語ろうとしても無駄でしょう。そんな話をすれば女子中学生から冷たい視線を浴びるのは確実です

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