ウィリアム王子の結婚相手は「理想のプリンセス」

社交辞令なのでしょうが、AFP通信はイギリスのウィリアム王子の結婚相手であるキャサリン・ミドルトン(報道ではケイト・ミドルトンになっていますがケイトは愛称であって、本名はキャサリンです)を「理想のプリンセス」と持ち上げる記事を配信しています
一時期、ウィリアム王子との出会いは偶然ではなく、ミドルトン親子の計画によるものだとの記事が流れましたが、大して反響がなかったのか、立ち消えてしまいました。ウィリアム王子の進学する大学を狙ってそこへ娘を送り込み、プリンセスの座を手に入れたという陰謀論めいた話です
有名人のスキャンダルを報じることにかけては目のないイギリスのメディアも、今のところこれといったネタを報じていません
Youtubeにはメディアだけでなく、一般人までが彼女に関する動画をアップしています。その1つを紹介します


いかに彼女が多くのカメラマンにつきまとわれ、写真を撮られているのかが分かります。これでは食事をするときも、カメラを気にせずのはいられないでしょう
車から降りるところを狙って、彼女のパンツを撮影しようと躍起になっているカメラマンも大勢いるようです
こうした取材攻勢にさらされ、平然としていられるのは大したものだと感心します
結婚式は地味婚だと言われていますが、ロンドンは地下鉄爆破テロ以来警備が強化されており、今回の結婚式にかこつけてテロを計画する人間が皆無とは言えませんから警察や軍隊を動員し、24時間の厳重な警備体制を敷いているはずです。当然彼らに超過勤務手当を支払うのですから、それだけでも出費はかさみます
結婚式当日はその様子が世界中に配信されるはずです
興味深いのは中国メディアがこの英国の王子の結婚を詳細に取り上げていることです。「王政を否定し、社会主義こそ正義だと主張しているあんたたちには関係ないだろう」と突っ込みたくなりますが
今年1月には中国の企業が、「ウィリアム王子の結婚式の引出物となる陶磁器の注文を受けた」と発表し、中国メディアは鬼の首を獲ったかのように得意満面で報道しました
しかし、後日、イギリスのBBCが「結婚式の引出物はすべてイギリス国内で生産される」と報道し、中国企業が注文を受けた品は観光客相手に販売される土産物であるとの事実を公表しました
中国は恥をかかされた形(もともと中国企業の勘違いが原因なのですが)となり、イギリスのメディアが中国を中傷していると激怒する騒ぎになりました

英報道「英王室の記念品のパクリを製造」…中国人「中傷だ」

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