日本に負けない韓国アニメ「Ghost Messenger」の出来は?

2009年1月に予告編が公開されていた韓国のアニメーション「Ghost Messenger(ゴースト・メッセンジャー)」ですが、その後どうなった調べてみました


予告編を作って公開し、出資者を募っていたようですが、資金の目処もついたのか韓国初のOVAとして6話が制作され、インターネットで先行販売されたそうです
オープニングのクリップが公開された時点で、韓国ではかなり反響があったようです
韓国の反応は以下のようになっています
・我が国にもついに日本のアニメに劣らないクオリティの作品が!
・もともと我が国の潜在力はすごいんです。アニメは子供のものという認識を改めて、スポンサーがついてくれればすぐに日本に追いつきます。
・この作品がきっかけで韓国アニメも世界で有名になって日本のシェアを奪います
その後、人気が得られればTVシリーズ化も視野に入れているとの話のあります
昨年12月からはDVDも売りだされ、韓国のアニメーションとしては異例なほど売れたとウェッブサイトの情報には書かれています。実際にどれだけ売れたのかは不明ですが


絵の表現力もアップしていますし、このクオリティを全編維持できるのなら人気を得られるのかもしれません
しかし、あの携帯電話みたいな端末をやたら強調している演出には失笑するしかありません。物語の中で鍵となる重要なアイテムなのは分かりますが、ここまで全面に押し出すのはやり過ぎでしょう
まるで物語の主人公があの携帯端末であるかのような扱いです


このクリップに至ってはもう、携帯電話会社のコマーシャルかと思ってしまいます
「韓国の携帯電話、モバイル端末の技術は世界一」だと自慢したいのかもしれませんが、物語の本質をアピールし損なっているとしか思えません
そして主役であるはずのゴーストメッセンジャーの衣装がダサいのはマイナス評価です
アニメーションの作り手は、あの両肩に大きなトゲトゲのついた衣装をカッコイイと思っているのでしょうか?
ガンダムのザクならあのデザインでよかったのでしょうが、近未来的なSFアニメーションの主人公の衣装としてはダサすぎです
裾長の衣装は「攻殻機動隊 2nd GIG」のオープニングにある草薙素子の裾丈の長いコートを真似たのかもしれません。戦闘シーンでは足にまとわりついて不向きだと考えられますが、そこまでは思慮が及ばないのかもしれません
短いクリップを見ただけですが、大きな破綻もなくそこそこ楽しめる作品になっているように感じます。一部の日本のアニメーションファンからは「〇〇」に似ているとか、細かい指摘はありますが
エンディングは次のようになっているようです


オープニングとエンディングにお金をかけるのは常ですが、エンディングは画がほとんど動いていません。まあ、音楽で盛り上げているから画を動かす必要はないと判断し、手を抜いたのでしょう
さて、日本でこの「Ghost Messenger」は日本で公開されるのでしょうか?
NHKは韓国ドラマを法外な高値で購入していますから、この韓国製アニメーションも高値で買い付ける可能性があります。そうするのが良いことだ、とNHKは思い込んでいますから

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