「化物語」の前日譚「傷物語」が劇場版アニメーションに
西尾維新の小説をアニメーション化した「化物語」は漸進な映像表現と、巧みな音楽
の利用で新しいアニメーションの可能性を示してくれた作品です
「化物語」のシリーズである「傷物語」もアニメーション化の噂があったのですが、この
度、劇場版として2012年公開を目指し制作されると公表されました
傷物語 :「化物語」の前日譚が劇場版アニメ化決定
http://mantan-web.jp/2011/03/30/20110330dog00m200024000c.html
詳細は不明ですが、制作は「化物語」と同じくシャフトが担当するのでしょう
となれば、一筋縄ではいかない映像表現になると思われます
「化物語」でも絵を抜きにした文字だけのコマを視聴者に見せたり、実写映像を交えた
りと、さまざまな手法で視聴者を挑発し、翻弄していました
一度見ただけでは文字だけのコマなど読み切れないので、繰り返しDVDやブルーレ
イディスクで視聴する羽目になるのです
従来のアニメーション表現に慣れた視聴者には奇抜すぎ、賛否が別れたところです
日常では遭遇する機会もない怪異(妖怪)を扱った物語ですから、その非日常的な物
語を表現するには、従来とは異なる新しい手法が必要だと作り手が考えた結果なので
しょう(と、同時に敢えてレトロに見せようと、静止画であるマンガのコマを挿入するとい
った方法も、シャフトが製作した「さよなら絶望生先生」で使われたものですが)
公開が来年のいつになるか未定ですが、期待して続報を待ちたいと思います
「傷物語」の劇場版アニメーション化について、海外の反応の中に「シャフトの紙芝居は
勘弁して欲しい」との声がありました
アニメーション=動画という常識からすれば、シャフトのアニメーションはやはり異端であ
り、とっつきにくさを感じるのでしょう
ディズニーやピクサーがこうした表現を試みる可能性は皆無ですから、それだけ違和感
を覚えるのは当然なのかもしれません。しかし、敢えてそれをやるところがシャフトの独
自性です。輸出を目的に、日本文化に馴染みの薄い人たちにもウケるような表現を選択
しようとはせず、あくまで日本のマニアックなアニメーションファンを黙らせるため、とんが
った手法を選ぶのですから
(関連記事)
「魔法少女モノ」アニメ-ションの人気ランキング
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201103article_54.html
日韓アニメーション産業の比較
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200908article_39.html
なぜ漫画は世界規模の文化製品になったか 仏誌の記事
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200909article_3.html
日本のアニメと中国のアニメの差はどこにある?
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201102article_32.html
宮崎アニメに対する中国メディアの批評
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201007article_11.html
宮崎アニメを超えた! 中国アニメ「馬蘭花」
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201102article_56.html
「韓国製アニメ、欧米で大成功」と書く韓国メディア
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201007article_34.html
韓国の渾身作CGアニメーション「アイアンキッド」
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201011article_28.html
コミックマーケットに見る日本の底力
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201008article_36.html
「名探偵コナン」に勝てない中国アニメ
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201008article_32.html
の利用で新しいアニメーションの可能性を示してくれた作品です
「化物語」のシリーズである「傷物語」もアニメーション化の噂があったのですが、この
度、劇場版として2012年公開を目指し制作されると公表されました
傷物語 :「化物語」の前日譚が劇場版アニメ化決定
http://mantan-web.jp/2011/03/30/20110330dog00m200024000c.html
詳細は不明ですが、制作は「化物語」と同じくシャフトが担当するのでしょう
となれば、一筋縄ではいかない映像表現になると思われます
「化物語」でも絵を抜きにした文字だけのコマを視聴者に見せたり、実写映像を交えた
りと、さまざまな手法で視聴者を挑発し、翻弄していました
一度見ただけでは文字だけのコマなど読み切れないので、繰り返しDVDやブルーレ
イディスクで視聴する羽目になるのです
従来のアニメーション表現に慣れた視聴者には奇抜すぎ、賛否が別れたところです
日常では遭遇する機会もない怪異(妖怪)を扱った物語ですから、その非日常的な物
語を表現するには、従来とは異なる新しい手法が必要だと作り手が考えた結果なので
しょう(と、同時に敢えてレトロに見せようと、静止画であるマンガのコマを挿入するとい
った方法も、シャフトが製作した「さよなら絶望生先生」で使われたものですが)
公開が来年のいつになるか未定ですが、期待して続報を待ちたいと思います
「傷物語」の劇場版アニメーション化について、海外の反応の中に「シャフトの紙芝居は
勘弁して欲しい」との声がありました
アニメーション=動画という常識からすれば、シャフトのアニメーションはやはり異端であ
り、とっつきにくさを感じるのでしょう
ディズニーやピクサーがこうした表現を試みる可能性は皆無ですから、それだけ違和感
を覚えるのは当然なのかもしれません。しかし、敢えてそれをやるところがシャフトの独
自性です。輸出を目的に、日本文化に馴染みの薄い人たちにもウケるような表現を選択
しようとはせず、あくまで日本のマニアックなアニメーションファンを黙らせるため、とんが
った手法を選ぶのですから
(関連記事)
「魔法少女モノ」アニメ-ションの人気ランキング
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201103article_54.html
日韓アニメーション産業の比較
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200908article_39.html
なぜ漫画は世界規模の文化製品になったか 仏誌の記事
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200909article_3.html
日本のアニメと中国のアニメの差はどこにある?
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201102article_32.html
宮崎アニメに対する中国メディアの批評
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201007article_11.html
宮崎アニメを超えた! 中国アニメ「馬蘭花」
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201102article_56.html
「韓国製アニメ、欧米で大成功」と書く韓国メディア
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201007article_34.html
韓国の渾身作CGアニメーション「アイアンキッド」
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201011article_28.html
コミックマーケットに見る日本の底力
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201008article_36.html
「名探偵コナン」に勝てない中国アニメ
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201008article_32.html