グルーポンの腐ったおせちがフィギアになった
なんでも巧みにフィギア化してしまう日本のポップカルチャーですが、今度はあのグルーポンが販売した「バードカフェ謹製くさったおせちセット」がフィギアになったと報道されています
グルーポンの「おせち」がついにフィギア化!見事な再現率に絶賛
記事の中で紹介されているコメントが出色です
・才能の無駄づ・・・いや、すばらしい
・これすげぇぇーーー!!
・本当にこれはすごい再現率。まさに手練の技ですね!
・売って欲しいぃ(クーポン使用の半額で)
・す、すごいwww
・感動した、ここでも8Pの存在感は異常
・ドイヒーww すご技すぎる!
・再現率ぱねぇ
写真だけを見て立体的に再現するのは苦労も多いと思われますが、なかなかの完成度であり、ちゃちな感じがしないところに凄みを覚えます
単に話題に悪乗りしたのではなく、モノづくりに妥協しない職人魂を感じられるフィギアです(バードカフェの調理担当者に料理人の魂は皆無ですが)
実際に店頭で販売されるフィギアではないのでしょうが、だからこそマニアは垂涎ものではないかと推察されます(限定とか、非売品という枠があるからこそ、コレクターは血が騒ぐため)
日本のフィギア文化で思い起こされるのは、2009年に開催された「興福寺創建1300年記念 国宝阿修羅展」で、海洋堂の製作による阿修羅像が売りだされ、あっという間に品切れになるほど人気を集めたニュースです
国宝 阿修羅展公式の“仏像フィギュア”
掌の上に乗るサイズの阿修羅像が2980円で、会場のみの限定販売で1万5000体用意されたそうですが、すぐに売り切れてしまいました
残念ながら入手できなかった人たちは、別の仏像販売会社が手がける高さ30センチほどの阿修羅像に注目。こちらは販売価格が6万3000円と高額なのですが、約1000体分もの予約が殺到したそうです
作る方も作る方ですが、それを買おうという人が1000人もいる事実に驚かされます
もちろんフィギア好きの若者だけでなく、年配の方もあの端正な阿修羅像を手許に置きたいと思い注文したのでしょう
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