グルーポンの2万円おせち 2203円で作れた?

新年早々話題になったグルーポン販売の「バードカフェ謹製おせち」事件ですが、表面上は終息に向かっているように見えます
しかし世の中には、「ところであのおせちは、実際に作るといくらぐらいするものなのか?」と疑問を抱く人もいて、おせちを作る作業を「ニコニコ動画」にアップしたとガジェット通信が記事に書いています(記事の中で動画も見れます)

バードカフェのおせち料理を再現「多めに見積もっても2203円で作れました」

高級食材といわれる品も業務用スーパーで売られているものばかりだそうで、まとめて仕入れたらかなり安く手に入るそうです
その結果、定価2万円のバードカフェ謹製おせちは2203円で作れる、というのが結論でした
これだから「大儲けできた」とバードカフェの社長が自慢したくなるのでしょう
新しい報道では、グルーポンで販売を斡旋した「国産水餃子」が中国産だったとの情報が取り上げられ、そちらでも注目を集めそうです

クーポンで47円の国産水餃子が実は中国産だった?
2200円の水餃子が47円と言う破格で手に入るという驚くべき商品。割引率97%のこの水餃子の商品説明には「店長が自ら探し歩いた国産を中心にした豚肉はサッパリしてしつこくなく、後味もとても良い仕上がりになりました。つるりとした皮の食感は水餃子一番のポイントで食欲が進みます」と書かれており、国産をアピールしている。しかし送られてきた水餃子は中国産と表記されていたという。

疑惑どころか真っ黒です
しかも販売店側は、「担当の者が現在外出中です」とはぐらかし、取材に応じようとはしないと記事にあります
中国産の冷凍餃子なら、1袋500グラム入りで定価2200円はウソでしょう。せいぜい300円くらいか、大量に仕入れるならもっと安いと思われます
こんなデタラメな会社でも批判しようものなら、元ライブドア社長の堀江貴文氏が「行き過ぎた企業批判はけしからん」と吠えるのかもしれません
割引クーポンの販売を手がける業者は現在、日本に150社ほど存在するそうですが、消費者は「クーポン購入で半額の商品、サービスが簡単に手に入る」という幻想を抱くのはやめた方がよいのでしょう
破格の割引価格には必ずウラがあると疑ってかかった方が賢明です

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