田代まさし シャネルズのイベント参加を拒否され麻薬使用

コカイン所持で逮捕され裁判が続いている田代まさしが公判で、「(薬物に手を出したのは)シャネルズ30周年記念のイベントへの参加を断られたから」との供述したそうです

田代被告「シャネルズ30周年参加できず…」 薬物に再び手を出した動機

本人が公判で供述したのですからこれが本当の事情なのだろうと思われる方もいるのでしょうが、自分はそうは思いません
口実にすぎないと感じます
取り調べでも繰り返し、「なぜ薬物に手を出したのか?」とさんざん訊かれたはずです。その質問は本人にとって耳が痛く、辛いものです
そうした質問から逃れるため、警察官や検事が納得するような(それ以上、踏み込んで質問してこなくなるよう納得させるための)理由を何か挙げなくてはなりません
そこで田代まさしが思いついたのは、「シャネルズ30周年記念のイベントに自分が当然招かれると思っていたのに、逮捕歴のあることを理由にレコード会社から拒絶され、ショックだった。その精神的な辛さから逃れるため、薬に手を出してしまった」とするストーリーではなかったか、と推測します
とはいえ、田代まさしはウソをついている自覚はなく、他人を騙しているとの自覚もなく、自分自身がそんな言い訳を信じ、すべての理由をそこに求めようとしているのかもしれません
アルコール依存の人に、「なぜ酒をやめられないのか?」と詰問しても明確な答えは返ってきません。ギャンブル依存の人に、「なぜパチンコがやめられないのか?」と詰問しても明確な答えなど返ってきません
質問をはぐらかそうとしたり、その場しのぎの弁解を並べたり、逆切れしたり、黙りこんでしまったりするのが一般的な反応です
麻薬依存の人間が理路整然と、自分が薬物を繰り返し使用し止められなくなっている原因、事情についてペラペラとしゃべったりするとは思えないのです
まして公判の場で世間の注目が集まっているのを田代まさしも十分承知していますから、自分自身を納得させ、世間をも納得させるような口実を挙げる必要に迫られ、上記の報道のようなストーリーを語ったのだと思われるのです
ロケットニュースではインターネットの掲示板「2ちゃんねる」の反応を記事にしています

田代まさし「シャネルズのイベントに呼ばれず薬に手を出した」
「一回目の時は周囲の人も協力して復帰させたのに、その好意を踏みにじったのはコイツ自身」
「参加できずって当たり前だろ。何やったか解ってないだろ」
「こいつの人生って死ぬまで人に甘えて生きていく感じだよな」
「逆に、30周年イベントに参加できるかもって思ってたってのがスゲェわ」
「あらゆることをクスリやる理由にしちまう状態になってるのな」
「これはシャネルズが悪い。今でもシャネルズが知名度あるのは田代まさしのおかげ」
「そもそもシャネルズのイベントに参加出来ないような事したお前が悪いんだろう」

「あらゆることをクスリをやる理由にしちまう状態」との指摘は、まさにそのとおりだと思います。理由、口実、弁解のためなら何でも利用するでしょう
こうした外部的な要因を口実に使い、自らの弱さから目を逸らし、責任を逃れようとする限り更生は難しいのではないでしょうか?

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