結婚詐欺師木嶋佳苗 祖父殺しの衝動
首都圏で3人の男性を練炭自殺や火災にみせかけて殺害し、金を奪った容疑で逮捕されている木嶋佳苗容疑者ですが、今年は裁判が始まると見られています
【衝撃事件の核心】首都圏と鳥取の連続不審死、精神鑑定経た重大事件
最初の逮捕から1年以上経っており、これだけ取り調べが長期化するのは異例ですが、木嶋容疑者の犯行と疑われる事件がこの殺人以外にも結婚詐欺などいくつかあり、しかも本人は全面否認を続けているのですからやむを得ないのでしょう
通常なら殺人容疑は否定しても、結婚詐欺等の刑期が比較的軽い罪は認めるのですが、木嶋容疑者は頑として否定を貫き続けています
このかたくなさこそ、木嶋佳苗という女の本質を現していると言えそうです
当ブログではたびたびこの事件に言及し、木嶋容疑者の生い立ちや北海道から上京した後の生活について疑問を投げかけてきました
それは、「木嶋佳苗がなぜ3人もの男性を次々と殺害し金をだまし取ろうとしたか?」という事件の意味を問うためです
原因や動機を問うのではなく、事件の意味を問うのが当ブログの目的です
例えば、殺害された千葉県の80歳の老人は同居している家族がおらず、寝たきりで介護を受ける身の上で、しかも相当の預金が口座にありカード1枚で引き出せるという状況でした。だから木嶋容疑者は殺害し、預金口座から現金を引き出したのだと考えられるわけです
しかし、精神分析の側から見ると木嶋容疑者の犯行には別の意味が考えられます
それは木嶋容疑者の祖父と、殺害された老人が木嶋容疑者の中で重なっている可能性があるからです
木嶋容疑者が祖父を尊敬していたとのエピソードは初期の報道にありました。司法書士をしていた祖父は地元別海町の名士であり、そこそこ裕福だったと思われます
去年の流行語を使えば祖父は「もっている」人だったのでしょう。木嶋佳苗は祖父その人より、祖父の「もっている」ものに羨望をいだいていたと考えられます
にもかかわらず木嶋佳苗は祖父の「もっている」ものを決して分け与えられることのない孫娘でした。なぜ自分に分け与えられないのか、不満と怒りが木嶋佳苗の中で育まれていたのではないでしょうか?
ですから、千葉県の老人殺害は木嶋佳苗による祖父殺しの代理行為ではなかったかと推測できるのです
木嶋佳苗は祖父を殺し、祖父の「もっている」ものを奪い取りたい衝動を内に秘めており、それが被害者(一人暮らしで金を持っている老人)に向けられたのではないか、と仮説を立ててみたくなります
もちろん木嶋佳苗本人に問い質してみなければ、この仮説が当たっているかどうかは分かりません。多分、木嶋佳苗は否定するでしょうが
木嶋佳苗が何の関わりもない、恨みもない千葉県の老人を殺してまで金を奪おうとしたのは、彼女の生い立ちが密接に関わっているのだと自分が考えます。つまり、祖父に対する敬愛の情とともに、「もっている」ものを自分に分け与えようとしなかった祖父への根深い憎悪が木嶋佳苗の中にあったのだと
裁判が始まれば新たな事実も明らかになると思われますので、引き続きこの事件に関心を払いブログで取り上げて行くつもりでいます
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