酒井法子事件をモデルにした映画「刹那」公開
芸能レポーターの故梨元勝の書いた「酒井法子覚せい剤事件」の記事をベースに元木
昌彦が書いた本「酒井法子 隠された素顔」を映画化した作品「刹那(せつな)」が来年、
公開されるとシネマトゥデイが記事にしています
酒井法子映画『刹那』ポスター解禁!「責めません。あなたも人間だから…」
共通点は太宰?
http://www.cinematoday.jp/page/N0029274
記事を何度か読み返してみたのですが、「太宰治と酒井法子の共通点を考え、『薬物
摂取の孤独と絶望』に迫る」映画という、その内容がさっぱり理解できません
そもそも酒井法子と太宰治のどこに共通する部分があるのか、皆目見当がつかない
のです
共通点は「薬物を使用していた」事実くらいであり、この2人をどう映画で表現するので
しょうか?
映画の基本的な構成は、「酒井法子と同じように小学生の子どもを持つ女性記者・友
田美奈子(街田)が、突然巻き起こった酒井法子の事件で仕事に忙殺されていくうちに
自身の卒業論文のテーマであった太宰治に思いをはせ、太宰はなぜ薬物におぼれ自
殺や心中を繰り返す破滅型人生を歩むことになったのかと酒井法子との共通点を考え
ていく」ものなのだそうです
うーん
頭が痛くなります
と言うより、何やら「頭の悪そうな映画」と表現した方が適切かもしれません
文学青年崩れのジャーナリストが思いつきそうな、独りよがりの見当違いな企画と言う
ほかありません
いまどき大学生でも、「太宰治心中事件~酒井法子との共通項を巡る考察と分析」など
と、卒業論文を書いたりはしないでしょう。教授が激怒して論文を燃やすかと・・・
それは太宰が文豪であり、ヤク中タレント酒井法子とは比較にならない、という意味で
はありません
太宰治はチンピラ、ヒモのような文士であり、その作品は評価できても人物まで持ち上
げる気にはなれませんが、酒井法子と並べたところで何かが見えてくるとは考えられな
いからです
記事には映画の公式サイトが紹介されていません。検索してみましたが、今のところど
こにも公式サイト開設の情報はありませんでした
映画のポスターのキャッチコピー、「責めません。あなたも人間だから…だけど、心の傷
が消えません。愛してくれていると思ってた母(ひと)の仕打ちだから…」とは、何を言い
たいのでしょうか?
これに対してヤフーニュースのコメント欄に、「人間なんだから逆に責めろよ!それが感
情を言葉にできる人間の愛情表現だろ」との意見が書き込まれています
つまり薬物使用の責任を厳しく問い詰めることこそ愛情だ、との意見です
酒井法子が自伝を出版した話は前にも取り上げました
酒井法子(出版社側)にすればすべてを打ち明けることが「贖罪」であるとの考えで、わ
ざわざ「贖罪」とタイトルを付けたのでしょうが、事件の真相部分はあいまいで、逃亡生
活中に自殺を考えたなど同情を誘うような書き方になっていると批判を浴びています
さて、この映画はどうなるのでしょうか?
興行収入ベストテンに入るとは思えません。単館上映で全国30スクリーンくらいの小規
模公開となり、2週間もせずに打ち切りになると予想します
映画の作り手にすれば映画がそこそこ話題になり、原作本も売れる相乗効果を期待し
ているのかもしれませんが、無理でしょう
(関連記事)
酒井法子 中国訪問のギャラは9600万円
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201104article_22.html
酒井法子の告白本 まったく売れず
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201012article_46.html
酒井法子に逮捕状
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200908article_12.html
酒井法子はなぜ逃げ続けるのか?
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200908article_13.html
酒井法子逮捕で会見した事務所社長
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200908article_16.html
酒井法子容疑者起訴を考える
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200908article_38.html
酒井法子 更生施設に入らず自力で薬物から立ち直る方針
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200909article_8.html
酒井法子は覚醒剤をやめられるか
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200910article_45.html
酒井法子の元夫、高相祐一 今度は実刑判決か
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/201702article_13.html
昌彦が書いた本「酒井法子 隠された素顔」を映画化した作品「刹那(せつな)」が来年、
公開されるとシネマトゥデイが記事にしています
酒井法子映画『刹那』ポスター解禁!「責めません。あなたも人間だから…」
共通点は太宰?
http://www.cinematoday.jp/page/N0029274
記事を何度か読み返してみたのですが、「太宰治と酒井法子の共通点を考え、『薬物
摂取の孤独と絶望』に迫る」映画という、その内容がさっぱり理解できません
そもそも酒井法子と太宰治のどこに共通する部分があるのか、皆目見当がつかない
のです
共通点は「薬物を使用していた」事実くらいであり、この2人をどう映画で表現するので
しょうか?
映画の基本的な構成は、「酒井法子と同じように小学生の子どもを持つ女性記者・友
田美奈子(街田)が、突然巻き起こった酒井法子の事件で仕事に忙殺されていくうちに
自身の卒業論文のテーマであった太宰治に思いをはせ、太宰はなぜ薬物におぼれ自
殺や心中を繰り返す破滅型人生を歩むことになったのかと酒井法子との共通点を考え
ていく」ものなのだそうです
うーん
頭が痛くなります
と言うより、何やら「頭の悪そうな映画」と表現した方が適切かもしれません
文学青年崩れのジャーナリストが思いつきそうな、独りよがりの見当違いな企画と言う
ほかありません
いまどき大学生でも、「太宰治心中事件~酒井法子との共通項を巡る考察と分析」など
と、卒業論文を書いたりはしないでしょう。教授が激怒して論文を燃やすかと・・・
それは太宰が文豪であり、ヤク中タレント酒井法子とは比較にならない、という意味で
はありません
太宰治はチンピラ、ヒモのような文士であり、その作品は評価できても人物まで持ち上
げる気にはなれませんが、酒井法子と並べたところで何かが見えてくるとは考えられな
いからです
記事には映画の公式サイトが紹介されていません。検索してみましたが、今のところど
こにも公式サイト開設の情報はありませんでした
映画のポスターのキャッチコピー、「責めません。あなたも人間だから…だけど、心の傷
が消えません。愛してくれていると思ってた母(ひと)の仕打ちだから…」とは、何を言い
たいのでしょうか?
これに対してヤフーニュースのコメント欄に、「人間なんだから逆に責めろよ!それが感
情を言葉にできる人間の愛情表現だろ」との意見が書き込まれています
つまり薬物使用の責任を厳しく問い詰めることこそ愛情だ、との意見です
酒井法子が自伝を出版した話は前にも取り上げました
酒井法子(出版社側)にすればすべてを打ち明けることが「贖罪」であるとの考えで、わ
ざわざ「贖罪」とタイトルを付けたのでしょうが、事件の真相部分はあいまいで、逃亡生
活中に自殺を考えたなど同情を誘うような書き方になっていると批判を浴びています
さて、この映画はどうなるのでしょうか?
興行収入ベストテンに入るとは思えません。単館上映で全国30スクリーンくらいの小規
模公開となり、2週間もせずに打ち切りになると予想します
映画の作り手にすれば映画がそこそこ話題になり、原作本も売れる相乗効果を期待し
ているのかもしれませんが、無理でしょう
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