木村拓哉主演映画「ヤマト」 軍国主義復活と騒ぐ韓国メディア
木村拓哉主演の映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は好評のようで、興行収入50億円を超えるものと予想されています
自分自身は多忙につき映画館に行けないのですが、冬休み前の混雑する時期よりも前に観に行きたいと思っています。木村拓哉演じる古代進がどんなものか、気になるからです
かつて当ブログでも書きましたが、「SMAPのコンサートで映画の前売券を販売したのにぜんぜん売れなかった(だから映画はコケる)」と予想したメディアの見解は見事にはずれたわけです
一方、海の向こう韓国ではこの映画「ヤマト」を日本における軍国主義復活の象徴だと批判しています(まあ、韓国はなんでもかんでも日本批判を展開するので、耳を貸す気にもなれないのですが)
記事の原文は韓国語なので、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に貼られた蚯蚓記者の翻訳を引用します
「宇宙戦艦ヤマト」は日本人にとって伝説的な作品だ。
1974年初めて公開されたこのアニメは第二次大戦で実際に米軍の攻撃を受けて沈没した戦艦「大和」が地球滅亡を防ぐために発進、外界勢力と戦って帰還するという内容で当時、日本人たちに希望をもたらした。人気はTVアニメブームでも続いた。
この作品の特徴は当時珍しかったSF素材を描いたことにある。これは後に「銀河鉄道999」「機動戦士ガンダム」シリーズの成功につながってSF漫画の全盛期を呼んだ。
「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズで現在一番有名なアニメ監督の一人、庵野秀明監督が「ヤマトがなかったら今の私もない」と話すほど「ヤマト」は大きな影響を及ぼしたことは明らかだ。
軍国主義の象徴である戦艦「大和」を登場させたことで「軍国主義を美化した」という批判もあるが、ヤマトは世界各地に輸出され日本アニメの優秀さを広報した。
(中略)
一方10日付<産経新聞>には「第二次大戦に参加した戦艦ヤマトは日本人の期待を一身に受けたが特別な活躍をできずに沈没してしまった。当時の念願を生き返らせたかった」という山崎貴監督のインタビューがのせられた。推察すれば実写版ヤマトはやはり「軍国主義を美化した作品」という批判を避けられないようだ。世論を意識するなら韓国封切りはやはり不透明な状況だ。
10日現在、ヤマトは「ヤフージャパン」ユーザー評点5点満点中3.1点、映画ポータルサイト「ピア」で観客満足度5位を記録するなどいまひとつだ。評価が良くなければ序盤の興行に比べて底力が発揮されにくい。果たして「SPACE BATTLE SHIPヤマト」は第二次大戦当時の日本人たちの恨みをはらすように長期興行に成功できるだろうか?成り行きが注目される。
ソース:マイデイリー(韓国語) 実態調査版'ヤマト'、2次大戦の恨みをはらす?
いつもの論調に比べてキレがないな、と感じます
かつて韓国はスタジオ・ジブリの「火垂るの墓」を、「右翼映画だ。軍国主義の宣伝だ」と批判し、韓国国内での上映を中止させています
それに比べて、「ヤフーやぴあの映画レビューで評価が低い」というのを批判の拠り所にしているようではインパクトがありません
軍国主義批判で火を噴くような口調、絶叫を期待していたのですが
そもそも監督が何を言おうが、日本の視聴者は「宇宙戦艦ヤマトの活躍によって第二次世界大戦の恨みを晴らそう」などと期待してはいません
さらに言うなら、日本国内で興行収入50億円を確保すれば上々の成果であり、わざわざ韓国で上映してもらう必要はありません。日本の映画ファンは「ヤマトに韓国がどのような反応を示すか」などまったく興味がないのです
さて韓国映画は、「ハリウッドにも負けない特殊効果技術」を売りにしています。最近では「Tunami」で大規模なCG合成による津波のシーンを再現していました。日本ではまったくヒットしませんでしたが
かつては、「マトリックス」のパクリ映画である「リザレクション」という映画を撮り、「ハリウッドを超えたニダ」と豪語していましたが、世界中の映画ファンから冷笑されただけに終わりました。特殊効果だけで観客を魅了できるはずもなく、オリジナリティある題材や練り上げられたストーリーが不可欠です
日本には「ヤマト」や「マクロス」、「ガンダム」といった作品の系譜があり、花開いているのですが、韓国にはそうした文化がないためどう頑張っても「ヤマト」のような映画は作れません。せいぜいハリウッド作品の劣化コピーをつくるくらいです
映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は正月興行も視野に入れてるのでしょうから、6週間は上映されると思います。興行収入50億円に届くのでしょうか?
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