市川海老蔵 病室で号泣する日々
飲酒の上トラブルとなり、顔面を骨折する怪我をした歌舞伎界のプリンス、市川海老蔵の話題です
歌舞伎界の先輩である中村福助が、「海老蔵が病室で号泣している」と近況を明かしたと報じられています
海老蔵が病室で号泣している 福助明かす
ただ、この記事は随分と妙な表現になっています
「彼は病院のベッドで絶えず号泣しているそうです」と、中村福助がブログに書いたと記事あるのですが、なぜか伝聞調の表現です
見舞いに行った中村福助が病室のベッドの上で号泣する市川海老蔵を目撃したのではなく、あくまで「そう聞いた」という内容です
中村福助にそう語ったのは妻の小林麻央なのでしょうか?
実際には見舞い客を前に、海老蔵はヘラヘラ笑っていたのかもしれません
そんな態度をフォローするため妻の麻央が、「これでも1人になるとベッドの上で泣いていたりするんですよ」と言い添えた部分が独り歩きしているとも考えられます
また、中村福助が「彼は本当に強いです。以前、朝青龍関と腕相撲して引き分けたくらいです。今回、彼が手を出せば確実にやっつけられたと思います。それを我慢した彼を、少し評価してあげてください」と擁護しているのは蛇足でしょう
歌舞伎役者の市川海老蔵に格闘家並みの強さを求めるファンは皆無です
喧嘩が強いと自慢するなど、「中学生か?」と突っ込みたくなります
「軟弱な役者風情が」と見下される風潮への反発なのかもしれませんが、役者は舞台の上で輝いていればよいのであって、西麻布でストリートファイトをするのが仕事ではありません。腕力自慢など愚の骨頂です
中村福助のブログは、おそらくは市川海老蔵の将来と歌舞伎界を慮っての発言なのだと思いますが、言葉がすぎて誤解を生むだけではないかと懸念します(それだけ歌舞伎界には危機感があるのかもしれません)
さて、この九代目中村福助がどのような歌舞伎役者なのか、自分はまったく知らなかったので検索してみました
江戸時代には大阪と江戸に2人の中村福助を名乗る歌舞伎役者がいて、互いに正当な後継者だと張り合っている歴史があるのだと分かりました
名を継ぐ重みがそんな珍事を産んだのでしょう
大阪の高砂屋五代目中村福助が昭和44年に亡くなり、後継者がいなかったため中村福助の名を返上し、東京の成駒屋中村福助が唯一の後継者となり江戸時代以来の確執に終止符が打たれたそうです
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