「ジョンレノンを撃った男」 6度目の仮釈放申請却下

1980年12月8日、ニューヨーク市内の自宅アパート前でジョン・レノンが射殺されました
事件から30年になろうとしています
殺人犯マーク・チャップマンは「禁固20年以上の終身刑」でニューヨーク郊外にある刑務所に収監されています
マーク・チャップマン受刑者は9月に6度目となる仮釈放申請をニューヨーク州に申し立てましたが、レノンの妻オノ・ヨーコの反対により申請が却下されたと報道されています

ジョン・レノンさん射殺の受刑囚、仮釈放申請6度目の却下

オノ・ヨーコは断固としてチャップマンを許すつもりはないようです
逮捕時、精神障害とも言われたマーク・チャップマンですが、刑務所では1994年以降規律違反がないと記事には書き添えられています(つまり1994年以前には規律違反があり、模範囚ではなかったと分かります)
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一般的なドキュメンタリーの手法とは違い、マーク・チャップマンの視点で事件を再構成しようとしたものです
が、残念ながら彼がなぜレノンを殺さなければならなかったのは、断片的なモノローグが挿入されているものの映画ではいまいち判然としません
マーク・チャップマンは事件当時、「ライ麦畑で捕まえて」の本を所持しており、映画の中でも度々引用されています。しかし、、小説「ライ麦畑で捕まえて」とレノン射殺がどう結びつくのか、自分には理解できませんでした
犯行当時、彼が統合失調症であったとする説があります。しかし、統合失調症で心神喪失ならばアメリカの裁判でも無罪になり、精神病院へ入れたはずであり、疑問です
刑務所内でチャップマンが統合失調症の治療を受けたのでしょうか?
治療を受けなければ症状は悪化していたはずです
治療も受けていないのに10年以上規律違反がなく、模範囚として生活しているのであれば、最初から統合失調症ではなかったと考えるべきでしょう
事件当時の精神的混乱は統合失調症ではなく、別の病気だったと言えます
追記:チャップマン受刑者については2020年8月、11度目の仮釈放申請が却下されたと報じられています。オノ・ヨーコは自分が生きている限り仮釈放には同意しないのでしょう

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